こんにちは、神門です。
無法者の集まるロアナプラを舞台に、運び屋家業を営むラグーン商会に属するロック・レヴィの活躍を描くイカしたガンアクション、『ブラック・ラグーン』の12巻が発売されました!
待ち望んでいた人も多いでしょう!
私も勿論その一人ですので、感想をば!
作品情報
作品名 | ブラック・ラグーン |
著者 | 広江 礼威 |
出版社 | 集英社 |
紹介対象の巻 | 8巻 |
ジャンル | ちょっとHなアクションファンタジー |
作品の感想
この12巻からまた新たなシリーズの始まりです。
今回ロアナプラにやってきたのは、五人組の黒スーツ姿の女の刺客。
彼女たちの狙いは、”大柄な黒人”
具体的に誰なのかも分かっておらず、とにかくそういう外見に合致する人物をリストアップして片端から探し出していくというやり方。
その五人組の手にかかり、バラライカ、張、ロニーの配下の男も何人か手にかかってしまう。
そして”大柄な黒人”として引っかかるのは当然ながら、ダッチも。
刺客に襲われた中で唯一、生き残ったディーラーのジンクスからもたらされた情報も良くわからないものばかり。
だけど、その情報を耳に入れたダッチの雰囲気が少し変わって・・・?
面倒事はいつものこと。
ロアナプラでまともじゃない商売をやっていれば、胡散臭いことは色々あるし、過去に脛を持つ者しかいないような場所。
問題事は個人のもの、下手に首を突っ込む者じゃあないけれど、それではロックの流儀に反する。
ということで、事件の裏側、刺客たちの目的をロックは探り出し始めます。
「ブラック・ラグーン」 12巻 広江礼威/小学館より 引用
久しぶりのブラクラは、ダッチの過去に関することですかね!
以前も少しだけその辺のことに触れられたことがありましたが、今回のエピソードでさらに詳しいことがわかるのでしょうか。
そして相変わらず面倒くさいことに首を突っ込むロック。
仲間とはいえならず者の集まり、ダッチのトラブルは自分達のトラブルではないというレヴィ。
ラグーン商会に籍を置いているとしても、あくまで流れ物が一時的に住みついているだけ。
そこに執着することはないし、執着するのは危険だというのは、ロアナプラにいる者だからこそ。
一方でロックは、納得したい、何もせずに崩壊していくのを見るのは流儀に反するといって解決に向けて動き出す。
反発する二人の考えではあるけれど、ロックがこうと決めたら頑固で考えを動かさず、余計に面倒なことになるからと一緒になって動くことになるのはいつものレヴィ。
張さんの手助けもあり、シェンホアを用心棒の助っ人に加えて五人組の刺客を探すことに。
「ブラック・ラグーン」 12巻 広江礼威/小学館より 引用
一方で五人組の刺客。
黒スーツで決めた若い女の五人組ということだけで目立ちそうですね!
黒スーツってことで張さんの組織が疑われるというのも少し笑えますが。。。
この五人も組織の雇われ者、駒としての兵士ということでロアナプラに送り込まれたようで、完全なるチームワークという感じではなさそうな?
そんな中で話のメインに入ってきているのがルマジュールと呼ばれる髪の毛をツーテールに結わいた目つきの悪い女(まあ、目つきの良い女なんてこの作品にはいないかもですが。。)
五人組の中でもひときわ尖っているのは、過去の作戦に忸怩たる思いがあるから。
そんな彼女がロック、レヴィ達と邂逅してどのような展開に??
ダッチの過去、五人組の行く末、更にその中でもルマジュールの落としどころ。
決着を見せないまま、次巻に続く!
うーん、どうなるんやね!
「ブラック・ラグーン」 12巻 広江礼威/小学館より 引用
久しぶりにブラック・ラグーンの新巻を読みましたが、やはりブラクラの女性陣は実に魅力的ですね!
それを改めて分からせてくれるのが、コミックスとは別で発売されたイラスト集です。
こういうの、つい限定版で購入しちゃうんですよね。
今までのカラーイラスト、カラー原稿などが掲載されていますが、肉感的かつ格好良い決めポーズを見せてくれる女性陣の姿に痺れます。
その中でも格好良いのは張さんですね!(あれ?)
次巻が待ち遠しいところですが、広江先生には無理せずに進めて欲しいです。
出なくなっちゃうのが一番悲しいですから!