みなさんこんにちは、神門です。
さて今回は何の話をしようかなと考えましたところ、前回の話の中で『ワルキューレの冒険 時の鍵伝説』が出てきたので、ワルキューレさんの話をしようと思いました。
ワルキューレについて話すってなると、ゲームにおけるヒロインの話に必然的になってくるものです。
なのです!
それまで、ファミコンゲームにおいて主人公は基本的に男ばかりの男性社会でした。
女性キャラ、ヒロインもいますが、それは例えばマリオのピーチ姫だったり、スパルタンXのシルビアだったり、あくまで主人公のお相手としての女性キャラ、囚われの姫君的な存在でした。
そんな男性社会のファミコンゲーム界に颯爽と舞い降りた女神さまが、ワルキューレさんでした。
ゲーム雑誌で初めて紹介された時の、そしてパッケージイラストを見た時の衝撃!
冨士宏氏により描かれたワルキューレの美しくも凛々しいこと。
剣を持ち、盾を構え、鎧と兜に包まれたその姿はまさに戦女神!
そのイラストでノックアウトされた男性諸氏は星の数ほどいたともいいます。
というのは誇張にしても、それくらいの衝撃があったのは事実ですよ。
それほど戦う女性キャラのヒロインを前面に押し出した作品はありませんでしたから。
ちなみにファミコンの3大ヒロイン(主役としてのヒロイン)といえば、
- ワルキューレ(ワルキューレの冒険)
- クラリス(シティコネクション)
- レイラ(レイラ)
ですね!
え、サムス(メトロイド)?
あれはクリアするまで分からなかったからダメ!
え、アテナ?
あれは、ほら、ネオジオに・・・・SNKに・・・
え、麻生優子?
優子はほら、FCというよりPC、もしくはPCエンジンだから・・・
え、クラリスが入るなら、ワルキューレより先ですって?(シティコネクションの発売は1985年)
まあ、クラリスはゲーム画面からは分からないですから!(車に乗っているので。パッケージ裏には描かれている)
とまあ色々な意見がありますが、ワルキューレがNo.1ということだけは揺るがないと思うのです(私見です)
それは当時だけに非ず、現在においても、ということです。
ファミコン時代のワルキューレは当時のグラフィックレベルでは残念ながら美しさが表現できず、髪の毛も黒となっていました。
でもなんでしょう、ワルキューレに限った話ではありませんが、当時は表現できることが限られていたから、逆に自分の中でその存在がむしろ美化されるというか、美しく再構成されるというか。
想像の幅が広いといいましょうか。
そういうのがあったと思います。
その後、アーケードで登場した『ワルキューレの伝説』では凛々しさだけでなく更に可愛さまで加わりパーフェクトになりました。
これだよこれ!
そう思ったユーザーも多かったと思います。
彼女の姿を、動く姿を、ジャンプする姿を、ダメージを受けて痛い目にあう姿を見るため、ゲームセンターに日参した人のなんと多いことか。
(いや、純粋にゲームが面白いんですよ?)
なお伝説の方はともかくとして、『ワルキューレの冒険』は、当時のアクションRPGらしく、激ムズでクリアできませんでした!
ノーヒントであのゲームクリアしろとか、当時のゲームは本当に鬼でしたねー。
話がとっちらかってきましたね。
でも、そうやって色々なことを色々な方面から語りたくなってしまうのがこのワルキューレさんなのです!
惜しむらくは、『ワルキューレの冒険』、『ワルキューレの伝説』の二本しか彼女の冠作品が家庭用ゲーム機で発売されていないことでしょうか。
(携帯用アプリとか、そういうのではありますが)
今さら新作も出ないでしょうけれど、きっと、待ち望んでいる根強いファンは多いと思います!
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