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ゲームのコラム

【ゲームコラム】#012:『ソウル&ソード』最高に楽しかったフリーシナリオRPG

更新日:

 

こんにちは、神門です。

前回、ゲーム雑誌についてでしたが、ゲーム雑誌にはクロスレビューってありますよね。

そのクロスレビュー見て、自分の好きなゲームが低い点数だと、

  • なんでこんなに低いんだ! 
  • みんな、このゲームの良さ、楽しさが分かっていない!

と嘆き、怒ることがあったりもします。

まあ、その点数をそのまま信じて良いのか? ってのはありますけど。

 

んで、そのゲームに点数をつけるということを自分でやってみた時、

個人的には9点(10点満点として)を付けちゃうけれど、客観的に点数をつけるとすると6-7点かなぁ

と思うゲームがあります。

要は、自分にはドハマりするけれど、じゃあ他の人も同じように凄く楽しめるかどうかを考えるとちょっと怪しいかもと冷静に思えてしまうゲーム。

私の中ではそんなゲームの一つが

 

『ソウル&ソード』(1993年、スーパーファミコン、バンプレスト)

 

です。

 

このゲームは、当時では珍しかった、”フリーシナリオRPG”でした。

だから、主人公には明確な目標や目的はありません。

”世界の平和”も、”大魔王討伐”もありません。

主人公は冒険者であり、”冒険する”ことが一番の目的なので、冒険に満足したらおしまい。

プレイする人によってどこで満足するかは異なりますし、それ故にいつでもエンディングを見ることが出来るのがミソ。

いやぁ、本当にこのゲームは楽しかった!

冒険するために主人公がやってきたのはヴァルカノン島、島内で楽しめるイベントは全34。

その34というのも実にバラエティに富んでいて、

  • 武闘大会やミス・コンテスト
  • うそつきの街での謎解き
  • 精霊王国での冒険

などなど非常に様々で、コミカルなものからシリアスなもの、ホラー調のものまで本当に色々。

あるイベントをクリアすることで、他のイベントが開放されることもあるし、単純なイベントが複数ではなく色々と繋がりがあるのもプレイしていて非常に楽しい。

 

ゲームには日付があり、街や村などのポイントを移動すると特定の日数が経過する。

イベントの中には特定の期間にしか発生しないもの(武闘大会とか)もあるので、計算しながら冒険をする必要もあります。

一つ一つのイベントの出来がよく、ホラーシナリオとか実は本当に怖い。

そう、『呪いの人形』は実に秀逸なホラーシナリオでした。

お気に入りのシナリオは『精霊王国奇譚』で、これは不思議な精霊王国に迷い込んでしまい、大魔王に襲われるその国を助けるために動くというものなのですが。。。

RPGをプレイしたことがある人全てに捧げる、RGPのオマージュともいうべきこのシナリオには笑わせてもらったというか、大いに楽しませてもらったといいますか。

マジで傑作! といえるシナリオです。

 

そしてキャラクターも良い。

ルンナはツンデレだよな。

アネゴ! といいたくなるルンナ。この貫禄で15歳! ていうか、どんな服よ・・・!?

 

特にチャランとポランの双子は最高に可愛い!

ゲーム史上、最高に可愛い双子の姉妹だと思っている。

ロリではありませんよ!

 

エンディングも実に良い。

シナリオの進み具合によって複数のエンディングが用意されているが、やっぱり全てのシナリオをクリアした後のグランド・エンディングとでもいうべきものが特によかった。

世界の平和とか悪の大王討伐というのはないので、冒険で知り合った島の人々とどんちゃん騒ぎのお別れパーティをする。

今まで関わったキャラクター達が登場して主人公に最高の別れを与えてくれる。

一緒に冒険した仲間達とも別れるわけだけれど、やっぱりね、ヒロイン・ルンナとのラストはとても素敵でした!

冒険は終わったけれど、また新たな冒険が始まる感が凄い良くて、このエンディングだけ何回も見てしまった。

まあ、エンディングそのものも長いから見るの大変なんだけど。。。。

 

と、色々語っちゃうくらい大好きなんだけど、冒頭でも言った通り、個人的評価は「9」でも、客観評価は「7」くらいになっちゃうんだよなぁ。

何せテンポが悪い。

  • 移動速度が遅い(スピードアップのアイテムも手に入るけれど、ゲーム後半)
  • エンカウント率が高い
  • 戦闘に時間がかかる
  • 一気にダンジョン脱出とかできない

とにかく、便利なものが少ないのが、本当の冒険らしさを出しているのかも(笑)

どのシナリオからでも挑戦できるように、このゲームではパーティの強さに応じて敵の強さも変わるシステムなので、それ故に楽なザコ戦というものがないので、戦闘がなかなか大変!

あとは魔法はあるけれど回復魔法がないとか(回復はアイテムのみ)

戦闘まわりがもうちょっと便利というか、ストレスフリーになれば客観評価も上げられると思うのですが。

だから、もう一回プレイしよう、とか、そういう点では弱い。

面倒だと思っちゃうから。

 

でもね、そういうシステム周りの面倒くささを差し引いても、シナリオ、キャラクターという点では圧倒的な魅力を持っている作品です。

冒険を楽しませよう! という開発者の思いが伝わってくるようなシナリオの作り込みです。

これで本当にシステム周りが洗練されていればなぁ!

でも大好きで、今でも強烈に覚えていて語りたくなる一作なのでした。

 

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