前回の記事では『月姫』リメイク版についてちょいと書いてみました。
書いたというにはおこがましいくらい、内容の薄い記事でしたが。
すみません。。。。
リメイク版をプレイしたらまた何か書きます。
多分。
で、『月姫』ときたので、
『Fate/stay night』
今でもシリーズの続く人気作品ですね。
そしてTYPE-MOONを有名にした作品。
PC版が発売されたのが2004年。
本作はPCのアダルトゲームとしては売れに売れました。
めちゃくちゃ売れました。
まあ、宣伝もかなりされていました。
その前の『月姫』が同人作品として人気を博し、それを制作したTYPE-MOONが満を持して放つ作品ということで、業界としても滅茶苦茶推していた記憶があります。
でも、だからといってなぜそこまで売れたのか?
まあ、売れる要素は色々と備えていましたよね。
女神転生 + 美少女ゲーム
・・・・え?
いやそうでしょ。
伝説や神話の登場人物を召喚して使役する。
女神転生ですね。
ただ、女神転生はダークでメジャーじゃない路線を突っ走っていますが、『Fate』は美少女をプラスですからね。
セイバーとか、凛とか、桜とか、それだけじゃなくイリヤ、キャスター、ライダー、などなど。
華やかな女性陣に、ストーリーだって伝奇に主人公の成長、バトルと、燃える要素のシナリオ。
いじめっ子に仕返しするため、女教師を生贄に捧げて悪魔を召喚するとか。
母親が悪魔に食われたり、幼馴染の女の子が悪魔(ボディコニアン)になったりとか。
ICBMで東京が壊滅するとか。
メシア教やガイア教という宗教が対立して世紀末的な世界でヒャッハーとか。
そんな展開じゃないですからね!
英霊(伝説や神話の人物)を召喚してのバトルロワイヤル。
もう、それだけで燃えるでしょ。
え、あのキャラはいったい過去の誰だったのか?
さらに英霊には、セイバー、ランサー、アーチャー、などなど7つのクラスがあるわけで、それに適した神話のキャラって誰がいる?
みたいなことにもなるわけで。
その英霊たちに倣った超必殺技を各自一つ持っていて。
伝説、伝承、神話好きにはたまらないし。
詳しくない人だって、その手の話が好きなら絶対に引きつけられる。
そこに美少女がからんで、主人公が成長してバトって。
燃える展開なわけですね。
とはいえ、それだけだったら一般ものとして売れるかどうかは微妙なところ。
18禁ゲームで、「そういう」シーンや描写があるから売れる。
そらそうです、アドベンチャーゲーム、ノベルゲームってのは基本的に家庭用ゲーム機じゃ売れません。
だって皆、本とか読まなくなっていますから。
長々と文章を読むのは時間かかるし、大変。
だからこそのエロ要素。
PCゲームの特権みたいなものです。
とはいっても『Fate』のエロなんて、あってないようなもの。
それでも、そういうシーンがあるというのは強いし、それ以上にキャラクターが魅力的で、そういうキャラクター達が公式にエロいことをしている、というだけで勝ったも同然。
本編でエロが薄くても良いのです。
あとは同人、二次創作でいくらでもエロの想像は出来ますから(爆)
でもやっぱり、『Fate』の勝因は、マーケティングの勝利かなーとも思います。
情報の出し方とか、見せ方とか、そういうので期待をとにかく煽って、大きくして。
もちろん、ゲームの内容にも自信はあったでしょうし、それだけのものを見せてくれたとは思いますが。
TYPE-MOONもこれにかけていたんじゃないかなーって。
あれですね、
約束された勝利の作品
じゃないですかね。
たださー
面白かったんだけど、Fateだけでずっと続けるとは思わなかったよ(え、魔法使い? さあ?)
新しいモノ、出さんの?
それとも、出せん(出せない)の?
あ、ちなみに。
Fateはライダー(第五次聖杯戦争のね。眼鏡美女のね)を生み出してくれただけで感謝しかありません。
ライダーいいよ、ライダー。
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