【作品情報】
作品名:実は、拙者は。
著者:白蔵 盈太
ページ数:272
ジャンル:時代小説
出版社:双葉社
おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
八五郎の能力に憧れる度 : ★★★★★★★★☆☆
こういう人におススメ! : 気軽に時代ものを読んでみたい
川佐賀町の裏店に住まう棒手振りの八五郎は、平凡かつ地味な男。
人並み外れた影の薄さが悩みの種だが、独り身ゆえの気楽な貧乏暮らしを謳歌している。
そんな八五郎は、ある夜、巷で噂の幽霊剣士「鳴かせの一柳斎」が旗本を襲う場に出くわす。
物陰から固唾を呑んで闘いを見守る八五郎だが、一柳斎の正体が、隣の部屋に住まう浪人の雲井源次郎だと気づき──。
影と秘密は江戸の華!?
徳川吉宗の時代の話。
主人公の八五郎棒手振りで生計を営んでいる平凡な男。
ところがある日、巷間で噂になっている謎の幽霊剣士を目撃してしまい、しかもその正体は隣の部屋に暮らす浪人・雲井源次郎であることに気が付く。
なぜ、雲井源次郎はそんなことをしているのか?
それを探るうちに、様々な人の裏の顔を知っていくことに。
平凡だと思っていた身近の仲間たちが、実は義賊だったり、忍者だったり、「実は……」という裏の顔を持っていた。
八五郎はあまりに影が薄すぎて、そういった人々に気づかれずに正体を知ってしまい、そして事件に巻き込まれていく。
いやいや、そんなことあるのかい!
という突っ込みはなし。
時代劇とかを見ていれば、町人の振りをしたお偉いさんとか、そういうのもよく見ますし、それが一点に集まっただけとも言える(笑)
時代ものではあるけれど歴史を知っている必要はなく、ただエンタメとしてストーリーを楽しめる。
気楽に手に取れる一冊。
こういう物語だけに、読んで面白いけれど後に何か残るというものではないかも。
まあ、楽しめればヨシ。
