みなさんこんにちは、神門です。
ほぼ、一年に一回のお楽しみ!
『とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲』の17巻が発売されましたよ!
ということで感想です。
作品情報
作品名 | とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 |
著者 | 鎌池 和馬 (原著), 冬川 基 (著), はいむら きよたか (イラスト, デザイン) |
出版社 | KADOKAWA |
紹介対象の巻 | 17巻 |
ジャンル | SF&バトル |
作品の感想
16巻にて春暖嬉美との戦いに決着がつきました。
この17巻ではその後の後始末を3話分ほど描いた後、新章に突入します!
それは・・・御坂美琴の「一年生編」です!
出ました、過去編!
というほど昔のことじゃないですけれどね。
でも、美琴の一年生の時の話って、ここまで描かれていないですよね?
レベル5のうちの一人なわけですし、当然ながら一年生の時にも色々なことがあったはず。
その辺の諸々がこの新章で明らかになるのだと思います。
描かれていなかった部分だからこそ、想像の羽を広げて新たなエピソードやキャラクターで描くことが出来ますね!
んで、実際に一年の時のみことですが、基本的な性格であったり考え方であったり容姿であったり(胸のサイズであったり)は、変わりません。
まー、そりゃそうでしょう。
でも今と変わるのは、人間関係。
黒子がいなければ、当然ながら佐天さんや初春だっていません。
かわりに美琴の傍にいるのは当時のルームメイト雪紫に、今は登場していない先輩たち!
なかなか一筋縄でいかなさそうです。
「とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲」 17巻 冬川 基/KADOKAWAより 引用
美琴が一年生の時も当然ながら「派閥」は存在しました。
特に勢力の大きな三大派閥がいて、美琴はそれぞれの派閥のリーダーと出会います。
- 奉仕精神にあふれる最大手、沙淡扇(シア=タンシャン)の派閥
- リーダーの「能力」を目当てにしたメンバーの集まる、水鏡凪紗の派閥
- 向上心に満ちた肉食系(?)、支倉冷理の派閥
一年生とはいえレベル5、派閥争いには興味のない美琴ですが、各派閥が美琴に注目をしないわけがありません。
その力ゆえに、否が応でも巻き込まれてしまうのは致し方ない所か。
そして美琴以上に、派閥のメンバー間はギスギスしています。
当然のように発生する諍い、だけどなんだかそこにはきな臭い感じがして・・・?
という感じで、この巻ではまだ美琴が一年生の時の状況説明、登場人物紹介といった感じで、物語が大きく動き出すのはこれから。
新たな登場人物たちがどのような女の子で、どのような行動をし、美琴とどんな関係になるのか楽しみです。
「とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲」 17巻 冬川 基/KADOKAWAより 引用
新しいキャラクターといえば、どの派閥にも属さない自由な神苑小路瑠璃懸巣(しんえんこうじ るりかけす)、ルリ先輩も気になります。
なんといっても美琴に自動販売機キックを教えた張本人!
派閥には属していませんが、物語のキーパーソンになっていきそうな感じ。
ギャルっぽさが珍しい感じ。
そして新キャラ以外にも、小学生時代の黒子なんかも登場します。
事件には果たして関与してくるのか?
そしてそして、一年生の時の食蜂さんが登場!
おいおい、一年で何があった?
というようなちびでぺったんこな時代の食蜂です。
更に髪の毛が控えめな帆風さんも!
黒子なんかは難しくても、美琴&操祈のコンビの活躍は大々的になるかもしれない?
この17巻と同時期に発売された、
『とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の心理掌握』
とあわせて、「みこみさ」が一気に熱くなるかも!?
「とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲」 17巻 冬川 基/KADOKAWAより 引用
ということで、相変わらずのクォリティで届けられた新作を存分に堪能するのでした。
ただ、やっぱり刊行ペースもっと上がってくれないかなー!?
16巻の発売みたら、20年の10月。
1年どころじゃなかった!!