みなさんこんにちは、神門です。
うおおお、みかりーんん!
な、『2.5次元の誘惑』18巻の感想です!
奥村とリリサ、二人で究極のROMを作ろうとお互いにエリカ達に指導をしてもらい、改めて撮影に臨みました。
しかし、良い写真が撮れているとは思うものの、何かが違う? 何かが足りない?
奥村もリリサも迷宮に足を踏み入れてしまったかのような感じ。
一旦、二人は頭を冷やすことに。
そうして奥村のもとにやってきたのは、美花莉。
美花莉は、リリサのコスプレ撮影に本気で臨んでいる奥村のことを見ています。
奥村がリリサに向ける表情、視線。
それらが決して美花莉に向かうことはないと理解している。
でも、それが重要なのではない。
大切なのは自分の気持ち。
なぜ、自分が奥村のことを好きなのか。
美花莉が奥村を好きになったのは、奥村が美花莉を振り向かせようと頑張ったからではない。
それが分かっているからこそ。。。
しかし、なんて良い子なんだ美花莉ーーー!
「2.5次元の誘惑」 18巻 橋本 悠/集英社より 引用
幼馴染なんて完全に負けヒロイン。
なんだけど、この巻でそこにまた新たな展開が。
おおお、そうきたかーーーー!
みかりーーーーーんん!
いやー、本作で美花莉が大人気なのが分かります(私も大好きです)
一方で、奥村とエリカの会話を聞いてしまったリリサもまた、迷いの道に入り込んでしまいます。
リリサの前に現れたのは、ユキ。
そこで語られるのは、ユキの過去。
大学生時代、かつてユキがなりたかったもの。
なれなかったもの。
そして今、自分がどういう思いで今の立ち位置にいるのか。
そういうことをリリサに語り、自分がやりたいことの話をするときに他人の名前を出すなというユキ。
リリサのコスプレの夢にはいつも奥村がいました。
奥村と一緒でなければ。
だけどユキはそれを否定します。
自分の望みは自分で語り、自分で掴まなければならないと。
「2.5次元の誘惑」 18巻 橋本 悠/集英社より 引用
そうしてリリサは奥村に自分の思いを告げます。
それを受け止める奥村。
奥村は自分自身の家庭の環境から「愛」というものを避けてきました。
現実から逃げ、二次元のキャラクターだけをよりどころに生きてきました。
愛のない世界とは、色のない世界。
しかしリリサの気持ち、美花莉の思いなどを理解し、ようやく奥村も「愛」を否定しないで良いと気がつき・・・
この巻では、奥村の壁がまた一つ壊れるのと同時に、「アート」に関して語られた巻でもありましたね。
いやー、ただのコスプレお色気マンガじゃありませんよ!(今さらですが)
「2.5次元の誘惑」 18巻 橋本 悠/集英社より 引用
ひと段落ついて、ここからまた少し日常回に戻っていきますが。
アニメ放映にも向けてますます勢いにのっていきたいですね!