こんにちは、神門です。
女子二人のルームシェア。
男の立場からすると、こんな魅力的な言葉はありませんね(実際はどうなのかは別として)
ルームシェアするくらいですから、
- 二人とも社会人女子
- 先輩と後輩!
- さらに二人ともメガネ美人!
これはもう、聞いただけで堪らない、幾花にいろ先生の『あんじゅう』一巻の感想です!
作品情報
作品名 | あんじゅう |
著者 | 幾花にいろ |
出版社 | 白泉社 |
紹介対象の巻 | 1巻 |
ジャンル | 眼鏡美人二人の同居ライフを描いた日常モノ |
作品の感想
ルームシェアをしている二人。
先輩・家城梢
後輩・天花寺彩香
梢はロングヘアで、どちらかといえばしっかり者。
彩香はショートヘアな垂れ目、ルーズで気ままな感じの子。
そんな二人が過ごす日常が描かれています。
梢も、しっかりものといいつつも、そこまできっちりしているわけではなく、なんだかんだで彩香に流されたり。
「あんじゅう」 1巻 磯花にいろ/白泉社より 引用
本作の良い点とえいば。
もちろん、幾花にいろ先生によって描かれる、なんともいえない色香をもった二人の美人眼鏡女子!
それだけでお腹が膨れるというものです。
というか、この辺は個人的な好みになってしまうかもしれませんが、幾花にいろ先生の描く女性の目とか、仕種とか、体つきとか、そういうのがとても好きなのです。
二人のやり取りは特に変わったことはなく、日常が描かれるだけ。
女子二人ということで百合を想像される方もいるかもしれませんが、百合要素はありません。
適度な距離感を保ったままの二人が、なんでもないような時間を過ごす。
だけど、なんかそれが読んでいて心地よい。
そう思わせてくれるような作品です。
「あんじゅう」 1巻 磯花にいろ/白泉社より 引用
たとえば、部屋のカーテンを買いに行こうっていう話。
そもそも彩香が自室にカーテンをしていないのが信じられん!
みたいなところから、どんな色、デザインのカーテンが良いか二人で意見が分かれたり。
一緒に買いに行ったところでそれぞれの考えとか行動がちょいちょい窺いしれたり。
家の中で見せる顔と、外で見せる顔が違うのも、読んでいて何気に楽しい。
二人とも外では眼鏡ではないし、色々と仮面を被っているわけで。
それはおそらく読者だって同じなわけで、そういうところに同感したり。
ドラスティックな展開やカタルシスがある漫画ではない。
でも、なんか読んじゃう魅力がある。
そんな作品。
「あんじゅう」 1巻 磯花にいろ/白泉社より 引用
家の中では薄着だったり露出度が高かったりするのですが、エロくはない。
そこはかとない色気を感じる程度。
あけすけな姿を見せているせいか。
最初の方を読んでみて、キャラクターとか雰囲気とかが気に入ったら、それは貴方にぴったりな作品ということです!