書評と主にマリア様がみてるの二次創作(旧:よしのXブレード)

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おねショタに超絶期待の一作、よしだもろへ氏の『あさこ』1巻の感想

更新日:

 

こんにちは、神門です。

「おねショタ」

すなわち、お姉さんとローティーンの少年という組み合わせが浸透するような時代がくるとは、過去からは考えられないようなことです(本当に定着しているのか? というのはありますが)

でも、少年にとって年上のお姉さんというのは本当に魅力的なものなのです。

そんな「おねショタ」作品で期待の新星が登場しました!

「あさこ」1巻の感想です。

 

作品情報

作品名 あさこ
著者 よしだもろへ
出版社 秋田書店
紹介対象の巻 1巻
ジャンル ノスタルジックおねショタ

 

作品の感想

時は令和元年。

主人公の青島将司は実家に帰省する新幹線の中で、少年時代の夏の記憶を思い出します。

それは平成8年、将司がまだ11才という少年の時。

彼の前に登場した謎の美女、あさこ。

そんな風にして物語は始まります。

 

将司は気が弱く、同級生からいじめられているような少年。

そんなある日、将司の部屋の隣に謎の女性がいることに気が付きました。

というのも、将司の家は民宿を営んでいて、宿泊客として女性が泊まっていたのです。

田舎町の民宿、そこに、自分の周囲ではとんとみかけないような妙齢の美女が現れたのです。

それこそ、雑誌のグラビアでしか見ることないような女性、ドキドキしないわけがありません!

 

こんな女性がいきなり隣の部屋にいたら、そりゃあもう


「あさこ」 1巻 よしだもろへ/秋田書店より 引用

 

同じ家に寝泊まりしているということもあり、将司は女性=あさこと積極的に交流を図ろうとします。

気弱でいじめられているという将司ですが、こういうところは積極的です。

というか、おそらく物凄く素直なんでしょう。

実際、頼まれごとをされれば断れないし、ガチャガチャでレアカードを引き当てて喜んでいたのに、そのカードを欲しがっている小さな男の子とわざわざ交換しようと言ってあげたり、とにかく心優しいのです。

あさこを前にすると緊張してドキドキしてしまう将司ですが、将司が素直で良い子だということを感じたからでしょうか、あさこも将司に対して冷たくあしらうことなく、接してあげます。

少年が抱く憧れ、ちょっとエッチな妄想、そういうものをすべて理解しながらもからかうような言動をするあさこ。

こりゃ、少年にとってはたまりませんわ。

 

そんなある日、少年はあさことあるゲームをすることになります。

それは、あさこの履歴書を埋める、ということ。

そしてあさこの全てを知り履歴書を全て埋めたその時には、少年を大人にしてあげるというご褒美をつけて。

大人にしてくれるって、え、その、まさか小学生男子を相手に!?

というのはどうか分かりませんが、期待せずにはいられないでしょう。

ここから、将司の、あさこを知る冒険がはじまるわけです。

こんなことを言われた日には!

「あさこ」 1巻 よしだもろへ/秋田書店より 引用

 

物語を通して伝わってくるのは、将司の真っ直ぐなところ。

気弱でいじめられているという話でしたが、あさこと知り合い、あさこのことを好きになって将司の言動も変化していきます。

あさこの悪い噂が村に広がり、あさこに対して意地悪してやろうとする同級生からあさこを庇って立ち向かっていったり。

頑張れ将司!

と言いたくなっちゃいます。

 

ノスタルジックな田舎の夏、そこにあらわれた謎の美女との邂逅。

あさこの雰囲気、たたずまいもマッチして、読んでいる方もあさこに引き込まれていきます。

絶妙な色気を醸し出しております

「あさこ」 1巻 よしだもろへ/秋田書店より 引用

 

  • あさこはどんな過去を持つのか
  • 都会からなぜ田舎にやってきたのか。その目的は
  • 将司とどんな関係を持つのか

絶妙な色気とエロティックさが、少年にとどまらず多くの人を刺激することうけあいです。

少年時代にこんな女の人と仲良くなって、大人にしてもらったら、この先の人生ヤバいですよ。

「おねショタ」好きには目が離せない作品が出てきました!

 

  • B!