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SF ファンタジー 書評

【ブックレビュー】ドラキュラ紀元(著:キム・ニューマン)

更新日:

【作品情報】
 作品名:ドラキュラ紀元
 著者:キム ニューマン
 ページ数:672
 ジャンル:SF、ファンタジー
 出版社:東京創元社

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 吸血鬼度 : ★★★★★★★★★☆
 こういう人におススメ! : 吸血鬼とか怪奇な雰囲気が好き

 

■作品について

ヴァン・ヘルシングが敗れ、ドラキュラが英国全土を征服したIFの世界。
そんな世界で、吸血鬼の娼婦ばかり惨殺される事件が発生した。
事件解決のため、諜報員ボウルガードが動き出す。

■良かった点

いや、ヘルシング教授が敗れてドラキュラが英国を支配しているという設定からまず惹かれますね。
果たしてどんな世界になっているのだろう、もしかして酷い世界になっているのではと想像させられます。
ところがどっこい、意外と普通に生活している……?
吸血鬼の世界で、吸血鬼の娼婦が殺される事件が発生し、それを追いかけるわけだが。
とにかく登場人物達は半端ない。
古今東西の吸血鬼が勢ぞろい、それだけじゃなく虚実まじえた登場人物達が物語を彩ります。

シャーロック・ホームズ、ジキル博士にDrモロー、キョンシー、さらにはナイチンゲールまで。
その時代に存在舌であろう人達をこれでもかと登場させている。
巻末に用意されている登場人物一覧の表が半端ない量です!
登場人物が出る度に、巻末に身に行ってしまう。

退廃的な雰囲気、耽美な世界。
それでいてアクションシーンは派手なシーンが想像できるような展開。
もう、スーパーエンタテインメント。
ここまで大盤振る舞いの作品というのもなかなか見ない。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

長いですね。
合わない人は退屈に感じるかもしれません。
そして登場人物の数が半端ないので、わけわからなくなります。

 

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