こんにちは、神門です。
今回で6本目のゲームコラムになります。
キリがよいわけでもなんでもないですが、ここらで『人生を変えたゲーム』について一つ。
ゲーム自体が私の人生に大きな影響を与えていることは間違いありません。
そんな中、ゲームソフトで私に影響を与えたもの、というものもあります。
影響といってもいくつかあるわけで、例えば、ハードを買うきっかけを与えたゲームソフト、なんてものもあります。
ゲームのハードって、基本的には”プレイしたいゲームがある”から買うものだと思っています。
例えそれが一本だけでも、十分に買う理由になる。
そういった意味では、そのようなゲームソフトも人生を変えたゲームとも言えるかもしれません。
だけど今回はそういう意味とは異なり、文字通り、自分の考え方というと大げさですが、例えば同じようなゲームや作品を好むようになったモノ、といえば分かりやすいですかね。
そこまで影響が大きいゲームってのは本当に数えるほどしかないのですが、その内の一作であり、最初の一作であるのが、
デジタル・デビル物語 女神転生(1987年 ナムコ)
です。
ペルソナでもデビルサマナーでもありません。
時期的にも丁度、『真・女神転生Ⅲ NOCTURNE HD REMASTER』が発売されるのでテーマに挙げるのも丁度良い!
発売されたのは1987年。
同年の1月には『ドラゴンクエストⅡ』が発売され、ドラクエ人気を高めたと当時にコマンド式のRPGを定着させました。
それを機に、各メーカーもRPGに力を入れるようシフトしていきます。
- PCで人気を誇るRPG、『ウルティマ 恐怖のエクソダス』
- 同じくPCでウルティマと人気を二分する3DダンジョンRPG、『ウィザードリィ』
- FCオリジナルのRPG、『ファイナルファンタジー』
いずれも1987年に発売されていますから、その人気のほども分かるというものです。
そんな中で私が『女神転生』の存在を知ったのは、”ファミリーコンピュータマガジン”でした。
多分、そんな大きな記事ではなかったと思いますが、それでもその記事を読んで大きな衝撃を受けたのは覚えています。
それは、
- 敵の悪魔と会話して”仲魔”にして味方のパーティとして戦わせることが出来る
- 仲魔にした悪魔は”悪魔召喚プログラム”によりコンピュータより召喚する
- 更に仲間にした悪魔同士を合体させてより強力な新しい悪魔を新たに生み出すことが出来る
もう、これを読んだ瞬間に痺れて、『絶対にこのゲーム買う!』と決心しました。
まず、当時は『ドラクエ』を主としてRPG=ファンタジーという認識が非常に強い状況でした。
それは”剣と魔法”の世界であり、敵はスライムであったりゴブリンであったり、そういうファンタジー世界の魔物といった感じでした。
ところがですよ、そこに『女神転生』はいきなりコンピュータという現代を持ってきたのです。
更に敵となる悪魔にはもちろんゴブリンなどもいますが、ロキとかルシファーとか神話上の神様達。
そしてそんな
神話上の神と神を合体させて新たな神を作り出すとか、どんだけ背徳的でマニアックか、もう!
仲魔になる悪魔も、クー・フーリンとかいるし!
当時はネットなんて普及していないですし、世界中で情報を共有なんて夢のような時代。
今でこそ、クー・フーリンとか厨二的世界では有名な存在ですが、当時のゲームでケルト神話の英雄を持ってくるとか!
クー・フーリンが界隈で知られるようになったのは『Fate/stay night』のランサーなんじゃないかと思うのですが、私が彼の存在を知ったのはこの『女神転生』でした。
もちろんシリーズの続編でもクー・フーリンは登場していますが、あくまで登場悪魔の一体で、特別エピソードとかあるわけじゃありませんでしたから。
他にもエジプト神話のセトとか、インド神話のハヌマーンとか、ギリシャ・ローマ神話を外したチョイスの素敵なこと!
『女神転生』のせいですよ、神話好きとか厨二的エッセンスを得るようになったのは!
いやきっと、当時の子供にはそういう子が多くいたはずです。
そんなこんなで実際のゲームをプレイに関して・・・・の前に。
『女神転生』には原作となっている小説があります。
この原作小説についても、抜きにしては語れません!
が、書いていてここまでで長くなってしまったので、それは次回にしたいと思います!
↓↓↓よろしければポチっとお願いします。
にほんブログ村