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【ブックレビュー】幽霊たち(著:西澤保彦)

更新日:

【作品情報】
 作品名:幽霊たち
 著者:西澤 保彦
 ページ数:301
 ジャンル:ミステリー
 出版社:幻冬舎

 おススメ度 : ★★★★★★☆☆☆☆
 どろどろ度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : 家系図とか辿るの好き

 

■作品について

入院中の作家、横江のもとに刑事がやってきた。
刑事が訊ねてきたのは、横江の親戚の息子が殺人事件を起こしたからだというが、横江はその親戚とは40年も没交渉で息子のことは存在すら知らなかった。
だというのにその相手は、殺人の理由を知りたければ横江に聞けという。
果たしてどういうことなのか。横江は、子供時代に過ごした家のことを思い出していく・・・・

■良かった点

とにかく家系図!
物語の最初に家系図が示されますが、読んでいる最中はとにかくこの家系図といったりきたり。
いやー、複雑というか、どろどろしているというか。
まあ、それもまた西澤さんらしいところなのですが。

この家系というか、複雑なつながりが事件を引き起こすことになるというかつながるというか。
こういうロジックを組み立てるのはさすがというか、よくもまあ考えるものだと感心しますね。
読んでいる最中、本当にこんがらがります。
え、えと、あの人がこの人と結婚して、で、相手と死別したら再婚相手はあの人で、で養子にもらったのが・・・みたいな。
ある意味、西澤さんの真骨頂でもありますね。

タイトルにある「幽霊たち」とは、横江だけが見ることのできる、幼い頃に火事でなくなった幼馴染の里沙。
彼女と意思疎通を図りながら、過去に思いを馳せていく横江。
そこから組み立てられていくパズル。
そう、これは謎解きミステリーではなくパズルなのだ。
パズルの解に納得できるかどうかは、人によるだろうなぁ。

最後にはやっぱりちょいとしたどんでん返しと、ほんのり切ないものが。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

とにかく読んでいて人間関係に頭がこんがらがります!
そこに注意して手にとってください。
好きか嫌いか、真っ二つにわかれそうな作品かも。

 

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幽霊たち (幻冬舎単行本)

 

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