【作品情報】
作品名:涼宮ハルヒの劇場
著者:谷川流
ページ数:328
ジャンル:エンタメ
出版社:KADOKAWA
おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
ハルヒらしさ度 : ★★★★★★★☆☆☆
こういう人におススメ! : シリーズを追いかけていた人
「勇者ハルヒよ」
気づけば王宮にいた俺たちは王様から邪悪な魔王を倒すよう依頼され――
って、ちょっと待て、この『世界』は何なんだ?
わけが解らないまま朝比奈さんの魔法が炸裂して任務達成かと思いきや、
長門の「ミッションインコンプリート」の呟きとともに宇宙空間へ飛んだかと思うと
舞台は西部劇、果ては神話世界へ――。
久しぶりの新刊。
何年ぶり?
本作はタイトル「劇場」の通り、さまざまな世界を舞台としてSOS団の面々が冒険?を繰り広げていく。
最初はありがちな異世界ファンタジー。
かと思えば宇宙にいき。
はたまた西部劇やらマフィアやら、さまざまなところに飛ばされていく。
ハルヒはどんな場所に行ってもハルヒであるし、キョンを始めとするいつものメンバーもいつも通りのかけあいを繰り広げる。
この世界は何なのか?
誰によって誘われているのか。
いつものごとくハルヒが呼び寄せているものなのか。
と、どうやら最初の方のファンタジーや宇宙は、昔に発表された作品らしいですね。
最後の方が追加で書かれたもの?
ハルヒらしいハチャメチャな展開といえばそうかもしれないけれど。
うーん、なんかコレという感じじゃないのを読みながらずっと感じていて。
SFっちゃあSFなんですけれど、なんというか。
以前からのファンの人でも評価がわかれそうな気がしますが、果たしてどうなんでしょうね?
多分、自分も読んだのが昔すぎてハルヒってどんなんだったっけ、ってなっちゃってるんだと思う(笑)
ハルヒってこんな作品でしたっけ?
最後の方は、ただ古泉と長門が長々と説明しているところにキョンが相槌をうつだけ、と感じてしまった。