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エンタメ 書評

【ブックレビュー】イクサガミ 人(著:今村翔吾)

更新日:

【作品情報】
 作品名:イクサガミ 人
 著者:今村 翔吾
 ページ数:528
 ジャンル:エンタメ
 出版社:講談社

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 爽快度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : スーパーエンタメ時代劇が読みたい人

■作品について

東海道を舞台にした「蠱毒」も、残り23人。
人外の強さを誇る侍たちが島田宿で一堂に会した。
血飛沫の舞う戦場に神と崇められる「台湾の伝説」が現れ、乱戦はさらに加速する――!

数多の強敵を薙ぎ倒し、ついに東京へ辿り着いた愁二郎と双葉を待ち受ける運命とは。

■良かった点

「蠱毒」も後半戦。
本巻開始時点で23人から、終わりの時点では東京に入る9人に絞られる。
果たして生き残るのは誰か。
まあ、設定的に愁二郎と双葉は入ると予測できるわけで、残るは7人。
今まで出てきた人物の中で、まあ予想できる面々が生き残った。

本巻での見所は、島田宿での一大乱戦だろう。
残った面々での札の奪い合い、それぞれが得意とする戦い方や獲物があるわけで、それらを活かした大人数バトルロイヤル。
ここまで残れば皆実力者なわけで、みせてくれる。

その中で意外な活躍を見せるのが進次郎。
運よく生き残っていたところはあるが、意外と銃の扱いに長けているというのと、「蠱毒」のルールを活かした戦い方をする。
この戦い方はちょっと「バトルロワイヤル」を思い出しましたよ。

本巻ではバトルがかなりメインで、そのバトル内容も色々と見せてくれて、かつ変わらずスピーディな展開で一気です。
果たして完結巻となる次の「神」の巻でどのような結末を見せてくれるのか。
楽しみです。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

島田宿では、逆に言えばそこで一気に人減らしをしたともいえる。
強いという者を描かずに落とすのもアレなので、大乱闘で見せ場を作りつつ退場させていったような。
いや、それが悪いわけじゃないんですけどね。

 

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