こんにちは、神門です。
アニメ一期の出来、良かったですね!
アニメで人気も爆発した【推しの子】12巻の感想です。
しばらく感想あげていませんでしたね、すみません。
作品名 | 推しの子 |
著者 | 横槍メンゴ、赤坂アカ |
出版社 | 集英社 |
紹介対象の巻 | 12巻 |
ジャンル | 芸能界を舞台にしたサスペンス? |
さてさて、11巻の終わりでいよいよ物語の佳境とも思える『映画偏』へと突入しました。
全てのカードが揃ってしまったというアクアが作り上げた脚本。
そしてその脚本の映画を完成させるために必要なキャスティングがどうなるのか、というところがこの12巻の焦点。
気になるのは当然、アイ役を誰がやるのか、というところ。
「今ガチ」でアイを降臨させ、役者として目覚ましい力を発揮している黒川あかねが最優先かと思いきや。
興行的には不知火フリルが推されてくる。
まあ、採算をとらないといけないので、スポンサーとしたら売れる俳優を起用したいのは当然のことですよね。
だけど脚本を見たフリルは、ルビーにオーディションを持ちかける。
【推しの子】 12巻 横槍メンゴ、赤坂アカ/集英社より 引用
それ即ち、ルビーこそが相応しい、やるべきだという思いを抱いたってことですよね。
だけど互いに納得したいから、フリル、ルビー、そしてあかねを加えた三人で個人間オーディションを実施する。
大人の思惑とは別のところで、映画のキャスティングが動いていきます。
そうしてルビーがアイ役をすることになるのですが・・・
一方でB小町、有馬かなの方にも動きが。
いつの間にか高校卒業、即ち2年間も活動をしていたのですね。
そのかながついにB小町の卒業を宣言し、女優業に専念することを決心します。
この発表に、かなのファンと思わしき人たちが沢山、ショックを受けている姿が。
B小町の活動でちゃんとファンの心を掴んでいたということが分かります。
ツイッターのフォロワー数でも分かりますね。
【推しの子】 12巻 横槍メンゴ、赤坂アカ/集英社より 引用
アイドル業はイヤだといっていましたが、ちゃんとアイドルをしていたんだと分かるところでした。
でも、かなにとってはやっぱりアイドルは「仕事」としてこなしていたもので、心からやりたいものではなかったのですよね。
しかしアクアとかなのやりとり。
アクアはあれ、本心なのか無理して悪ぶっているのか、なんとも微妙な感じですね。
そして、有馬かなときたら相変わらず可愛いですな!
【推しの子】 12巻 横槍メンゴ、赤坂アカ/集英社より 引用
そしてアイ役に苦労するルビー。
その原因はといえば、母親に対する葛藤のところ。
何せルビー=さりな、さりなと母親の関係は・・・
そう、ここで登場するさりなの母親!
いや、これはキツイ!
毒親ってのはこのことなのか。
なんというか、この作品に登場する母親は結構酷い人が多いですよね。
実際には子供を産んでいないミヤコさんが一番の聖母ってのがね。
改めてわかるさりなと母親の関係。
そしてここから次巻では、さらに衝撃の展開はあるわけですが、それはまた。
しかし【推しの子】は本当に大人気になりましたねー。
12巻の特典のステッカー、最寄りの書店では配布終了していました!
前巻のときは全然、普通にあったんですけどね。
ちなみに私は別の書店で購入しており、MEMちょをゲットしております。