こんにちは、神門です。
今回は前置きなし!
『少女漫画主人公×ライバルさん』3巻の感想です!
作品情報
作品名 | 少女漫画主人公×ライバルさん |
著者 | くゥ |
出版社 | スクウェア・エニックス |
紹介対象の巻 | 3巻 |
ジャンル | 百合コメディ |
作品の感想
檜山さんが一方的に木村さんのことを思い、どこか間違っているというかずれている言動を繰り広げていた本作。
勘違い百合というか、なんというか。
その檜山さんの言動がなんとも尊いわけですが(笑)
もちろん、今巻でも檜山さんの熱い思いはほとばしっております!
ただ、この作品の良いところは、繰り返し同じことを続けているようでいて、その中でちゃんと物語が少しずつ動いていること。
檜山さん自身はそう変わるわけではありませんが、檜山さんの思いをぶつけられ続けていた木村さんに変化が・・・!?
木村さん!
いや、あんたも大概だよ!
って、まあ、相手が同性である檜山さんだからなかなかそう思えないかもしれないけれど。
もともとは水嶋くんに思いを寄せていたわけだから、わからなくもないけれど。
それでも木村さん、確実に堕しているよ、それは!!
「少女漫画主人公×ライバルさん」 3巻 /くゥ スクウェア・エニックスより 引用
という、木村さんの檜山さん堕ちが、その堕ちかたがまた読んでいてにまにまさせてくれます。
そして水嶋くん!
君はなんていいやつなんだろうか・・・
いうなれば檜山さんと木村さんの間を取り持つ百合キューピッド。
ある意味、鈍感主人公属性を持っているわけですが、それゆえの行動なのか。
「少女漫画主人公×ライバルさん」 3巻 /くゥ スクウェア・エニックスより 引用
木村さんと仲良くなって(?)ご機嫌の檜山さん。
そんな檜山さんを見て嬉しそうにする水嶋くん。
そして木村さんは・・・
やきもちだよ!
それも水嶋くんにではない。
ご機嫌になって、そんなご機嫌な笑顔を水嶋くんに向ける檜山さんに対してなんともいえない感情を持ってしまって。
尊みしかないよ。
尊み成分で出来ている作品だよ。
「少女漫画主人公×ライバルさん」 3巻 /くゥ スクウェア・エニックスより 引用
変わっていく檜山さん、木村さん、そして水嶋くん。
彼女たちの関係は、次の4巻で完結するようです。
果たしてどうなるのか?
楽しみに待ちたいと思います!!