こんにちは、神門です。
名門お嬢様学校に通うお嬢様が格闘ゲーム!?
電光石火の勢いでアニメ化も決まった、
「対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~」3巻の感想です!
作品情報
作品名 | 対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~ |
著者 | 江島 絵理 |
出版社 | KADOKAWA |
紹介対象の巻 | 3巻 |
ジャンル | ちょっとクレイジーな対戦格闘百合 |
作品の感想
全寮制のお嬢様学校、黒美女子学院で格闘ゲームでしのぎを削るようになった綾と美緒。
対戦するために人目を忍び、夜な夜なこっそりと、でも熱いバトルを繰り広げる!
2巻ではさらに先輩である夕、珠樹もまた格闘ゲーマーだとわかり、4人で切磋琢磨して腕を鍛える。
目指す先は、格闘ゲームの大会出場!
しかし、そこには大きな壁が立ちはだかっていた。
そう・・・それは、試験!!
赤点なら追試であり、追試は大会の日程ともろ被りで出場不可!
勉強なんてしたくない、格闘ゲームだけしていたいという美緒にとっては苦痛でしかない勉強。
必死こいて勉強して黒美に入学したのに、また勉強をしなければいけないなんて・・・!!
という、試験が立ちはだかるというのはある意味お約束の展開。
勉強嫌いの美緒も、大会のために頑張って知識を詰め込んでいきますが、その反動で拒絶反応が・・・!
お嬢様、なのにねえ!?
「対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~」 3巻 /江島 絵理 KADOKAWAより 引用
なんとか試験を切り抜けると、いよいよ全国大会に向けて、となります。
しかし大会直前にアプデが発生!
使用キャラにバランス調整がなされて、今までできなかったことができるように、あるいはできたことができなくなったり。
そんなアプデに苦しむ様さえも楽しませてくれます!
バランス調整の罠にはまる美緒と、それにブチ切れる綾とか、この作品らしいですね。
あと、プレイヤーネームを「白百合さま」と登録されてブチ切れる美緒とか。
こういうグダグダっとしたところもまた作品の魅力です。
「対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~」 3巻 /江島 絵理 KADOKAWAより 引用
そんなこんなでいよいよ全国大会の現地入り!
全国大会ということで当然ながら各地から強者たちが集ってくるわけです。
その強者たちが、なぜか某漫画を連想させるようなヤンキー達なのはなぜでしょうか・・・?
このヤンキー達に漫画の尺を割いていることが、一部読者に不評のようですね。
では実際にどうか。
確かに、そこまで彼らを描く必要ないでしょう、この漫画が求めるのはそこじゃないでしょう、というのはわかる。
ですが、私の場合は事前にその情報、感想をインプットしていたからでしょうか、思ったほど酷くはなかったという感じです。
いや他の人の感想で、この3巻まるまるその人たちに尺を使って、綾や美緒の出番がほとんどない、みたいな感じに受けていたので。
そう考えると、ちゃんと綾たち4人組も描かれているし、そこまで酷くないんじゃない? と思ってしまった。
まあ、この辺はそういう読んだ時の状況の違いもあるでしょうが。
4人それぞれブロックわかれて、それぞれの戦いを進めていきます。
・・・ヤンキー達と対戦するならともかく、確かにヤンキー同士の対戦はそこまで尺使わなくてもよいですけどね。
「対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~」 3巻 /江島 絵理 KADOKAWAより 引用
全国大会のトーナメントはまだ始まったばかり。
果たして誰と誰が対決するのか。
綾と美緒はどのような戦いを繰り広げ、どんな暴言を吐きまくるのか。
早く4巻で読みたいですね!