書評と主にマリア様がみてるの二次創作(旧:よしのXブレード)

マリア様の愛読書

ノーマルCP マリア様がみてる 三奈子

【マリみてSS(三奈子×祐麒)】10秒で!

更新日:

 

~ 10秒で! ~

 

 

 もうすぐ夏休みを控えて、日に日に暑さは増してきている。しかし、そんな暑さもなんのその、ほんのりと額に汗を光らせながらも、三奈子は元気いっぱいに街を闊歩していた。
 最近はストレートに背中まで流していることが多かった髪の毛を、今日は暑かったのでポニーテールにまとめ上げている。赤系のストライプシャツにカーディガン、オフホワイトの裾リボンクロップドパンツで暑さも少し爽やかに。
 そんな三奈子の前に現れたる新たな少女。
 ノースリーブワンピースの上から七分丈の透けたゆるニットを重ね着した、肩にかかるくらいの髪の毛を揺らし、三奈子に向けて手を振る。
「こんにちわー、三奈子さん」
「やっほー、うわ、凄い可愛いね、アリスちゃん!」
 二人、手を取ってはしゃぐ。
 傍から見れば美少女が二人で姦しく騒いでいるようにしか見えないが、実のところ一人は男である。
 しばしきゃあきゃあとお互いの洋服とか髪型とか可愛いと褒めあい、ようやく落ち着いたところで、三奈子がにやりと笑った。
「で、どうなのよアリスちゃん、小林君とはうまくいっているの?」
「ええ、もうラブラブですよっ」
 ほんのりと頬を桜色に染めながらも、はっきりと頷くアリス。
 アリスから小林のことを相談されたのは二か月ほど前だったか。街を歩いていた時、小林にナンパされたらしい。すっかり女の子の格好をしているアリスのことに気が付かず、そのことに怒ったアリスは何も言わずに小林に付き合った。そしてデートをしての帰り際、いきなり小林にキスされた。
 焦ったアリスはその場から逃げ出し、後日、三奈子に相談をしたのだ。
 三奈子からの助言を得て、さらにアリスは自分自身の小林に対する想いに気が付き、正式に付き合うようになった。
 そして二週間ほど前、小林は自分が付き合っている彼女の正体を知った。
「三奈子さんは……聞くまでもないですよね、ユキチといつも仲良くて、羨ましいです」
「へへー、ありがと」
「この前、森林公園にデートに行くって言ってましたよね、どうでした? 私も行ってみたいんですよね」
「すっごいよかったよー、空気は綺麗だし、眺めも良いし、広くてみどりの匂いに包まれて気持ち良いし、おすすめ! 小林君と行ってきなよ!」
「本当ですかぁ? わぁ、じゃあ今度誘ってみます……それで三奈子さん、今回はナニかなかったんですか?」
 わくわく、どきどき、といった感じでアリスは三奈子に訊ねる。今までに三奈子と色々と話していてアリスは知っているのだ、あの童顔で狸のような顔をしている祐麒が、実はかなりアクティブに様々なプレイを三奈子に課しているということを。そして、三奈子はそれらを隠そうともせず、むしろ喜んで話して聞かせてくれることを。
 アリスとて年頃の恋している乙女(?)、その手の話しに興味がないわけがない。付き合っている相手がいるならば尚更である。
「うーんと、そうだねぇ、そうそう、林の中をお散歩していたんだけど」
「うんうん」
 話し出した三奈子に、興味津々に瞳をきらきらさせて聞き入るアリス。
「祐麒くん、途中で立ち止まってね、見つめてきて」
「み、見つめてきて?」
「なんか、奥地に行きたいって」
「お口でイキたい!?」
 既にそっち方面の話題がくるもの前提で待ち構えていたアリスにとって、勘違いすることなど造作もないことであった。
「さすがに、まずいじゃない?(これより奥、立ち入り禁止の札もあったし) でも、祐麒くん、意外と強引で」
「え、ま、まさか」
「大丈夫だからって言って祐麒くん、そのままずんずんと」
「そんなに激しく!?」
「まぁ、人もいなかったし、大丈夫かなぁって」
「そりゃ、さすがに人がいたらまずいですよっ」
「そうだよねぇ。でも祐麒くんたら、どんどん奥へと行って」
「ごくっ……(そ、そんな喉の奥まで? ゆ、ユキチのってそんな凄いんだ……)」
 顔を真っ赤にして、腰をもじもじと動かすアリス。
「野外でなんて……凄いですね。や、やっぱり服とか汚れちゃうから、ごっくんですか?」
「へ? ああ、確かに服は汚れちゃうよね、そこは気を付けたよ」
「そうですかぁ……」
「なんだけどね、予想外のことが起きて」
「予想外のこと?」
「うん、それがね」
 思い出しているのか、くつくつと三奈子が笑う。
「ふふっ……いきなりね、おしっこ、かけられちゃって」
「うえええええええええっ!?」
 とんでもない一言に、絶叫するアリス。
 そして三奈子のシャツの襟ぐりをつかむと、激しく三奈子に詰め寄る。
「どどど、どういうことなんですか、一体それは!?」
「あ~~うぅ~~~だーかーあらぁ~~せ、セミの~~、お、おど、かせてぇ~~いきなり、か、かけ、ららられぇ~~~」
 がっくんがっくんと前後に激しく首を揺り動かされながらも、アリスの問いに答える三奈子だったが。
「せ、セミヌードに脱がされていきなりかけられた!? ゆゆゆゆ、ユキチったら、とうとうそんなっ……!!」
 親友と思っている祐麒のとんでもない性癖をまた一つ知り、戦慄するアリス。
「み、三奈子さんはいいんですか、それでっ」
「だって、仕方ないじゃない(もう、セミが鳴く季節なんだもんねぇ)」
「そんな、あっさりと」
「あははっ、そんな顔しなくても大丈夫、思いっきり顔にかけられたけれど、そんなに汚れなかったし」
「そ、そうですか……あぁ、だ、だからヌードに……? で、でもそんな、人目がないとはいえ林の中で脱がせて……か、かけるとか……ユキチって鬼畜? 三奈子さんって、実はM……?」
 ぶつぶつと虚ろに呟くアリス。相当なショックを受けているようだが、そんなアリスに向けて笑いかける三奈子。
「で、アリスちゃんの方はどうなのぉ?」
「え、わ、私ですかっ!?」
 話を振られて目を見開くアリス。
 ワクワクと、楽しげに待ち受ける三奈子を見て、あそこまであけすけに話してくれたのだから、自分が話さないわけにはいかないと思う。思うのだが、やっぱり恥ずかしい。
「わ、私も……ですね、こ、この前、小林に、してあげたんです……」
「ん、何をかな」
 首を傾げる三奈子。ポニーテールが揺れる。
「えと、だから、三奈子さんと同じこと……」
「??」
「小林、私の正体を知って、凄い落ち込んでて……私とデートしていた時、凄く私のこと大事にしてくれて、色々と我慢していたの分かっていたんです……これでも私も同じ男の子ですから。それで、どうにかしてあげたくて」
「ん? ん?」
「――そうですね、ごめんなさい、嘘でした。ふふ、三奈子さんには分かっちゃうんですね、何でも。本当は、私が小林を繋ぎ止めておきたくて……私がしたかったんです、ただ、私が。だから、半ば強引に迫って、でも私の裸とか抵抗あるだろうから、私の方が口で」
 そこまで言ったところで、三奈子の顔が真っ赤になって爆発した。それこそ、頭から蒸気でも噴きださんばかりの激しさで熱が集まっている。
「ちょちょちょ、ちょっと待って! え、いや、あ、うん、そうなんだ。すご、すごく進んでるんだね、アリスちゃん」
 目をぐるぐる回して、あわあわしている三奈子を不思議そうに見つめるアリス。
「そうですか? 三奈子さんの方がずっとすごいと思いますけれど……私、まだそこまでしか」
「じゅ、じゅうぶんだって!」
 両手で頬を抑え、呼吸を荒くして焦っている三奈子を見ていたら、なんだか可愛いやら可笑しいやらで、自然と笑いだしてしまうアリス。三奈子は、自分自身のことを語るのはいいけれど、他人のその手の話を聞くのは恥ずかしいだろうか。いや、もしかしたらそういうものなのかもしれない。アリス自身も、三奈子が語る内容には赤面して、熱くてたまらなくなるのだから。
「あ、こ、小林くん、来たよ」
 誤魔化すかのように話題を変える三奈子だったが、別に嘘でもなんでもなく小林が足早に近づいてくるのが見えた。
「おはよう、小林」
「お、おう」
「何よ小林くん、そんな無愛想な返事してー。可愛い彼女に会ったんだから、嬉しそうな顔しなさいよー」
「な! ち、ちがっ! 俺たちは別にそんなんじゃ!」
 焦って否定する小林に、アリスが困ったような笑みを浮かべる。
「小林くん、そんな言い方ないでしょう! アリスちゃんが可哀想じゃない」
「い、いいんですよ、三奈子さん。仕方ないです」
「でもぉ」
「うああああぁっ!!」
 いきなり大きな声を出したかと思うと、頭を抱えてその場にしゃがみ込む小林。
「お、俺はどうしたらいいんだ……まさかアリスだったなんて……でも滅茶苦茶可愛いし俺の好みだし、だけどアリスは男なわけで、しかし可愛くておまけに凄い上手だし」
「どうしたの小林くん、おーい?」
 肩をつんつんと指でつつく。
 すると、小林がすがるような目で三奈子を見上げてきた。
「み、三奈子さん、俺は一体どうしたら」
「何を気にしているの、アリスちゃんこんなに可愛いのに、何が不満なのよー。愛の形に問題はないし、今、世間じゃ『男の娘』も人気あるし、世の先端を行っているのよ、小林くんは」
「そ、そう……なわけないし!」
「でもぉ……アリスちゃんと……したんでしょう? そこまでしておいて責任とらないなんて、男らしくないぞ」
「ま、まだヤッてない!」
 悲鳴をあげる小林。
 休日の昼時、周囲の目が一斉に小林に注がれる。
「おいおい、昼間っから何やってんだよ、恥ずかしいやつだな」
 その声と共に現れたのは。
「わーい、祐麒くん!」
 ぴょんと飛び跳ねるようにして、祐麒の首っ玉に抱きつく三奈子。
「ちょ、あ、暑いから三奈子さんっ」
「何よー、ひどい」
 三奈子の細い腰を掴んで体から引き離すと、不満たらたらの表情を見せる三奈子。
 そして、そんな二人を相変わらずだと生暖かく見つめる小林とアリス。
「よう、久しぶり。アリスとは仲良くやっているのか?」
「……ユキチは、何も言わないのか」
「何が? 大体、花寺じゃオカマもゲイもいたし、特別珍しいものじゃあなかっただろ。別にいいじゃないか、お互いが好きなら」
「そうそう、小林は私のこと、キライなの?」
 腕にからみつき、上目づかいで小林のことを見つめるアリス。
 赤くなりながら顔を反らす小林。
「さあさあ、みんな揃ったところでWデートに行きましょう!」
 今日集まったのはWデートするためなのだが、それもこれも、小林との関係のことで色々と悩んでいたアリスの相談を受けて、三奈子が立案したものなのだ。まあ、好きでぞっこん入れ込んでいた女の子の正体が男だと知った小林の苦悩、おまけに相手が親友であるのだから、気持ちも分からなくもない。
 二人の仲をどうにかしてあげようという三奈子のお節介、もとい、友情に基づく温かい支援というわけである。

「――俺たちのため、ねえ」
「あはは、完全に二人の世界だよねぇ」
 立ち尽くしてため息をつく小林と苦笑するアリスの視線の先には、仲良くいちゃついているバカップル。
 都内にある屋内型テーマパークに遊びに来たのだが、三奈子と祐麒は周囲の視線が突き刺さるのも気にせず、というかおそらく本人達は気が付いていないのであろう、見ている方が恥ずかしくなるような行動ばかりしていた。
 他人に迷惑をかけなければよいと思うが、見ている人間からしたらえらく迷惑ではないだろうか。同性同士で遊びに来ている人はもちろん、カップルが目にしてもどうかと思うような感じだ。
「……ごめんね、小林」
「なんだよ、いきなり」
「だって、私が女の子じゃなかったから。あのね、これ以上小林を困らせたくないし、私も変に期待しちゃうから、はっきりと断ってくれていいよ。でも、今まで通り友達ではいて欲しいな」
 落ち着き払った態度で言うアリスを、まじまじと見つめると、小林はまた一つ大きくため息をついた。
「いや~~~あのさ、もう、俺もようわからんのだ。混乱もしているし。だから、その、もうしばらく待ってくれ」
「待つのはいいけれど……期待しちゃうよ、そういうこと言われると」
「まあ……ちょっとくらいなら、してもいいけれど」
「え?」
 ぽかん、とするアリス。
 だが、やがて徐々に嬉しさが表情に現れてくる。
「え、ほ、ホント? 本当にいいのっ!?」
「ばっ、ちょ、ちょっとだからな、本当にちょっと」
「ちょっとって、どれくらい? 五割くらい?」
「それ、多すぎだろ、ちょっとって言わないだろ。せいぜい三割だよ」
「えーっ、三割もあるの!? わーい、それでも嬉しいっ」
「ばか、く、くっつくなよ!!」
 そんな風に騒いでいる姿は、単なるカップルにしか見えない二人なのであった。

 

「――あれ、小林たちは?」
 気が付くと二人の姿が見えなくなっていて、首を傾げる祐麒。休日ともあってテーマパーク内は混雑しており、はぐれると再び会うのはなかなか難しそうであった。仕方なく携帯電話で呼び出そうとしたところで、手を抑えられる。
「三奈子さん?」
「野暮なことはしないの、二人でいなくなったってことは……ねえ?」
 意味ありげにウインクする三奈子。
「ああ、そういうこと。ふーん、うまくいってるのかな」
 携帯電話をしまう祐麒の腕に、三奈子が体を寄せて手をまわしてくる。
「やっぱ、こういう楽しいところで夢中になって遊ぶのが一番よ。ふふふ、私たちがデートのお膳立てをしてあげたおかげだね」
 単に祐麒たちのバカップルさに呆れ、一緒にいるのが馬鹿らしくなっただけだということに気が付かない幸せな二人であった。
「それじゃ、気がかりな二人もうまくいきそうだし、これからは私達も楽しみましょう。今までアリスちゃんたちが気になって、なかなか集中できなかったし」
「…………本当に?」
「何よー、疑うの?」
「あ、これ面白そうですよ、やってみましょうよ」
「あ、誤魔化した!」
 怒ったようにみせかけても、すぐに笑って祐麒を追う。三奈子と一緒にいるだけで、こんなにも楽しい。好きな人と過ごせることは、なんと幸せな事だろうか。小林もアリスも大事な友人だ、是非、幸せになってもらいたい。
「へーっ、何これ、面白そう」
「え、わ、ちょっと三奈子さん狭いって!」
 二人が入ったのは、アニメのロボットのコックピットのようなところ。アトラクションの一つで、体感型の戦術シミュレーションゲームだ。操縦桿を握って機体を操り、同じくコックピットに乗り込んだ他の客と敵味方のチームに分かれて戦うことになる。
 本来、一人用の席に三奈子が入り込んできたわけで、当然ながら非常に狭くなる。何を考えているのかと文句を言う前に、さっさと三奈子は自分のポジションを決めてしまった。
 それ即ち、最初に座った祐麒の上というか前というかに腰掛けたのだ。そうして、勢い込んで操縦桿を握る。
「よーっし、やるぞー。祐麒くん、フォローよろしくね」
「いや、ちょ、ちょっと」
 自然、三奈子と密着する形になる。三奈子にはよく抱き着かれもするのだが、こうして背後から三奈子を抱くような形になることは、実は多くはなかった。大抵は正面から、もしくは後ろから三奈子に抱き着かれる格好だったから。
 相変わらず髪の毛や首筋からは良い匂いがして、頭がくらくらしてくる。そのまま、強く抱きしめたい衝動にかられる。
「いくよーーー!」
「え……うわっ、おわあっ!?」
 いきなり機体が激しく振動した。ゲームがスタートしたのだ。体感型というだけあって、縦に横にと相当に揺れるし、音や光などが臨場感を倍増させて伝えてくる。シートベルトを締めているが、それでもかなり体が引っ張られる。
「あはははっ、凄い、それっ、えーい!」
 三奈子は楽しそうに、夢中になって機体を操っている。一方で祐麒は操縦桿もつかめず、フットペダルも踏めず、非常に中途半端な体勢だった。
「おわっ!? あ、ご、ごめん三奈子さっ……」
「やったなー、こらっ!」
 激しい振動、衝撃で思わず三奈子に抱きつき、弾みで胸を触ってしまい慌てて謝ったのだが、三奈子は全く気が付いていないようだった。
(…………この様子なら、もう一回くらい触っても……)
 三奈子と付き合い始めたが、まだ肉体関係は持っていない。しかし当然、興味はものすごくあるし、触れたいという欲求だって存在している。どさくさに紛れてもう一度、むしろ今度は揉みたいくらい思いながら、そろりと手を回す。
「くっ……このぉっ!」
「うぁっっ!? うは、あ、ちょっと、み、三奈子さ――」
 だが、そんな余裕は瞬く間に無くなった。何かといえば、三奈子のお尻がぐっと強く祐麒に押し付けられ、しかも機体の揺れと三奈子自身の揺れによって上下左右にと大事なものが刺激されたから。
 ベルトで体を固定しているから逃れることも出来ないし、三奈子はゲームに夢中で全く気が付いていないようで、それでも容赦なく三奈子は責め立ててくる。
(やばいやばい、駄目だって三奈子さん! やめっ、これ以上は、あ、あっーーーー!?)
 声にならない悲鳴を漏らすしかない祐麒であった。

 

 夕方、テーマパークを満足いくまで遊びつくしての帰り道。祐麒はどこか清々しいというか、突き抜けたような表情をしていた。
「ねー祐麒くん、面白い顔しているけれど、どうしたの?」
「ふふっ……なんでもないですよ、三奈子さん」
「んー? 変な祐麒くん」
 夕方になっても、暑さはなかなか和らがない。
 これからまた、もっと、もっと暑い夏がやってくる。
「暑いねー、バテるねー」
「三奈子さんは、夏が好きなんじゃなかったでしたっけ」
「好きだけど、暑いものは暑いしね……あ、そうだ! 大切なこと忘れていた!」
 ぴょこんと、髪の毛の尻尾を跳ねさせる三奈子。
「なんですか?」
「分からないの? 減点1だね、こんな大事なこと」
 膨れながら正面から抱き着いてきて三奈子は。
「エネルギー、10秒チャージっ!」
 そう言って、口を塞いできた。

 

 二人が付き合い始めてから初めての夏が、やってくる。
 いや、二人で夏へと飛び込んでいく。

 忘れることのない、夏へ――

 

 ……ちなみに祐麒の名誉のために、惨事には至っていないことをここに記しておく。

 

 

おしまい

 

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