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エンタメ 書評

【ブックレビュー】あそびのかんけい(著:葵せきな)

更新日:

【作品情報】
 作品名:あそびのかんけい
 著者:葵せきな
 ページ数:326
 ジャンル:エンタメ
 出版社:KADOKAWA

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 ボドゲ好き度 : ★★★★★★★☆☆☆
 こういう人におススメ! : キャラや構成の良い面白いラノベが読みたい

■作品について

高校を中退し、ボードゲームカフェ『クルマザ』で店長代理として働く生粋のボドゲオタク常盤孤太郎は、恋をしていた。
ボドゲ愛の欠片もない天敵のような女子高生ギャルバイト小鳥遊みふるに。
想いに気付かない当人から進展を煽られるも――

「まずはサイコロを振らなきゃ、恋は始まらないぜ」

告白はありえない。なぜなら……みふるには超絶ラブラブなイケメン彼氏がいるのだから!
さらに孤太郎が想いを隠すため、みふるに伝えた嘘の好きな人――女流棋士の歌方月乃は、正体を隠して『クルマザ』に入り浸っている常連客で!?

■良かった点

かなり力を入れているようですね。
「ゲーマーズ!」の葵せきな。
「冴えカノ」の深崎暮人がタッグを組んでの一作。

主人公はとある事情で高校中退し、ボドゲカフェで働く孤太郎。
孤太郎は同じくボドゲカフェで働く同僚のギャル・みふるに恋している。
だけどみふるにはイケメン彼氏がいて、自分が恋していることを知られると今の関係が壊れてしまうと思う。
だから孤太郎は美人女流棋士の月乃が好きだと嘘をつく。
その月乃は、正体を隠して二人が働くボドゲカフェに通っていて--
と、人数は少ないながらになかなか複雑な関係性。
実際には上述した以外にもあるのですが、これ以上はネタバレになってしまうので。

まあ、美少女ギャルに距離を詰められて接せられたら恋をしてしまう気持ちはわかりますね。
男なんて単純ですから(笑)

単なるラブコメではなく、登場人物が様々な思いを抱いてそれぞれのキャラクターを関係を築いている。
表面的に見せる言動と、心の内で思っていること。
そういったものを踏まえての人間関係。

物語も時系列は単純ではなく、孤太郎と月乃の視点を通して描かれ、読ませる構成になっている。
そういうところはやはり上手。
これからどうなっていくのか?
先を気にさせる1巻として出来の良いものになっているのは間違いないですね。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

一巻としては十分。
楽しいラブコメとしてだけでなく、胸糞キャラとかも出てきてこの先どうなるか。

 

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