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【マリみてSS(栄子×祐麒)】小さな笑み
~ 小さな笑み ~ 「――それじゃあ、栄子の未来を祝して、かんぱーい!!」 「かんぱ~~い」 場所を居酒屋に移し、早速の乾杯。 美月の軽口にも応じず、栄子は最初の一杯を一気に飲み干し ...
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【マリみてSS(栄子×祐麒)】彼女の過去と今
~ 彼女の過去と今 ~ 高校三年生となり祐麒は受験生となった。勝負は夏、なんて言われるが、早いものは当然春から準備を進めているわけで、あまりのんびりとしているわけにはいか ...
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【マリみてSS(栄子×祐麒)】縮む距離
~ 縮む距離 ~ 「――――栄子さん」 その日は、体の芯から震えが来るほどの寒さだった。 しかし、栄子の体は心の芯から熱くなっていた。 祐麒と約束していたクリスマス・ ...
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【マリみてSS(栄子×祐麒)】女子トーク?
~ 女子トーク? ~ 十二月に入ると急激に気温が下がって冷え込んできた。 コートを身に纏い、首をすくめて寒風から少しでも身を守るようにして早足で目的地へと到達する。 「いらっしゃーい ...
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【マリみてSS(栄子×祐麒)】初めての休日
~ 初めての休日 ~ リリアン女学園の学園祭当日。 祐麒は緊張感に包まれたまま、学園を訪れた。 「おいユキチ、随分と気合入っているけれど、力みすぎじゃないか?」 隣に立つ小林が、顔 ...
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【マリみてSS(栄子×祐麒)】悩み相談
~ 悩み相談 ~ 学園祭を近くに控えて生徒たちも準備に余念がない。盛り上がりは徐々に高まっていき、雰囲気も変わってくる。そんな、祭り前の独特の空気が栄子は嫌いではなかった。自分も同じ年 ...
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【マリみてSS(栄子×祐麒)】クロスポイント
~ クロスポイント ~ 「すみませ~ん、遅れました~」 店員に案内されて山村冴香が個室に顔を見せ、予定していたメンバーが揃った。 「山村先生、一番年下なのに一番遅れてくるとか、さすがね ...