こんにちは、神門です。
『ソウル&ソード』、『セプテントリオン』ときて、SFCが誇るマニアックな名作3部作(嘘)の3作目はこちら
『バウンティ・ソード』です。
プレステでリメイクされたり、『バウンティ・ソード』3部作(こちらは本当)の2作目が発売されたりしましたが、3部作の3作目は未発売で未完となっています。
2作目で人気が出なかったのですね・・・・
まあ私も同感ですが。
『バウンティ・ソード』をプレイするならSFC版がベスト!
このゲームのウリは何か。
なんといっても、主人公のソードがおっさん、ということでしょう。
ヒロイックファンタジー的なリアルタイムSLG・RPGというジャンルでありながら、主人公がおっさん。
しかも、過去は優秀だったけれど、とある事件をきっかけに野に下って酒に溺れてやさぐれた賞金稼ぎになったおっさん。
スーファミの主人公にこれをもってくるだけでなんていうかもう、きますね!
そして、ヒロインが幼女!
おっさんと幼女!
いったい、どこの層を狙った!?
いやー、この作品の発売日が1995年です、随分と先をいっていますよね。
今ならラノベとかでもそういうのは見かける(?)かもしれませんが、当時、受け入れられていたとは思えません。
もちろん、おっさんが幼女にヤバい関係になるとか、そういうのじゃありませんけどね。
幼女も訳アリでソードと共に旅をすることになるわけです。
ヒロイックファンタジーっぽくない渋さというか重さというか硬派なシナリオが作品のウリでした。
もう一つのウリは、AIで動く仲間達とともに戦うリアルタイムシミュレーション。
敵も味方もリアルタイムで勝手に動いて戦うバトルです!
この味方のAIがまあ、お馬鹿!
自分の思ったように戦ってくれませんが、もうこれは仕方ありません。
主人公とは別の人達なのですから、思ったように動くわけがないのです。
ましてや戦いの最中、刻一刻と変化していく戦況の中で全体を俯瞰的に見渡せるわけもないのだから、その場しのぎの動きになってしまうのは人の性。
ましてや仲間達は軍隊でもなんでもない個人主義が多いですからね。。。
そんな仲間達と苦労しながら協力してリアルタイムに戦っていくのが楽しいんですよ!
そう思わないと!
ちなみに仲間達も渋いです!
- 58歳のベテランのバウンティハンター
- 修道院での生活に嫌気が差して賞金稼ぎになったシスター26歳
- 42歳の謎の風水士
そんなんばっかりか!
いや、ちゃんと10代、20代前半の仲間もいますけれどね。
ただ一つ残念なのは、ウィンドウに表示されるキャラクター達は渋く描かれているのに、実際にドットで描かれているゲームで動くキャラクターデザインがダサいことですね。。。
ここがきちんとリンクとれて作れていれば、不朽の名作になったのに。
あ、言いすぎです。
でも、進め方によって仲間になるキャラクターやエンディングも変わったりして、複数回プレイも楽しめる。
凄い名作とは言えないけれど、欠点は確かにあるけれど、なんか個人的には凄い楽しませてくれたゲーム。
グラフィックを綺麗にして、AIを少しだけでも賢くして、あとはそのままでいいから、どこかから販売されないもんですかね。
なおプレステでリメイクされた『バウンティソード・ファースト』ではなく、あくまでSFCの『バウンティソード』で。
『バウンティソード・ファースト』は未プレイなんですが、どうもSFC経験者からすると、仕様変更やシナリオ削除もあって「これじゃない」感が強いようです。
お手元にある方は是非、もう一度プレイしてみてはいかがでしょう!
このゲームはおそらく、当時としては先を行きすぎていたんだと思います(きっと)
今なら
今なら・・・・っ!!
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