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エンタメ 書評

【ブックレビュー】ゴーストハント4 死霊遊戯(著:小野不由美)

更新日:

【作品情報】
 作品名:ゴーストハント4 死霊遊戯
 著者:小野不由美
 ページ数:405
 ジャンル:エンタメ
 出版社:メディアファクトリー

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 ホラー度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : シリーズのファン

■作品について

連日報道される千葉県にある公立高校・緑陵高校での奇妙な事件。生徒会長・安原の懇願を受け、麻衣たちは調査に向かった。
学校内ではおびただしい数の怪談や怪奇現象が囁かれ、生徒たちは「ヲリキリさま」と呼ばれる奇妙な占い遊びに熱中している。
生活指導教員の松山の高圧的な態度もあり調査は難航する。
4カ月前に起こった男子生徒の飛び降り自殺と、校内での一連の怪奇事件との関係は?
また麻衣が見た不気味な夢の意味するものとは一体?
シリーズ内でも人気の高いキャラクターの安原少年が登場する巻。
学校が舞台のパニックホラー&ミステリー。

■良かった点

ホラー味がさらに強くなったシリーズ4作目。
今回は、こっくりさんと蟲毒。
とある学校で起こる怪現象。
実害も出ており、調査に乗り出した面々もその怪奇現象の多さに困惑しつつ対応を続けるも、原因特定に至らず。
どんどんと強くなっていく怪奇現象。
それが示す先は、霊同士、怪奇現象同士の共食い。
蟲毒はちょいちょい色々な作品でも出てきますが、霊同士でもやるのですね。
まあ、色々と偶然が重なったところはあるのでしょうけれど。

シリーズが続いてきて、現象も大きく、内容も強いモノに進化していっているようです。
そして同時に、麻衣の能力もどんどんと強くなっていく。
本人はなかなか意識して出来ない所もあるようですが、霊能力なんてそんなものかもしれないですね。
専門家ではなく、普通の少女でもあるので、他の霊能者たちのような考え方は出来ない。
自分の思ったように突っ走り、周囲に迷惑をかけつつも、それが同時に助けにもなっている。

安原少年も良い味を出していますね。
人気が出るのも分かります。

リンさんも活躍し、メンバーそれぞれが力を発揮していくのもチームという感じでよいですね。
まあ、皆はそんな風に思っていないかもしれませんが(笑)

■ここが改善できるともっとよかったかも?

舞台となる学校の教師がムカつきますね。
まあ、わざとそういうキャラとして描いているのですけれど。

 

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