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エンタメ 書評

【ブックレビュー】現実でラブコメできないとだれが決めた?(3)(著:初鹿野 創)

更新日:

【作品情報】
 作品名:現実でラブコメできないとだれが決めた?(3)
 著者:初鹿野 創
 ページ数:392
 ジャンル:エンタメ
 出版社:小学館

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 新ヒロインが好み度 : ★★★★★☆☆☆☆☆
 こういう人におススメ! : ちょっと変わったラブコメを楽しみたい

■作品について

現実をラブコメみたいな世界にしたい!
そう本気で考えて実行する耕平の次のターゲットは、日野春幸先輩。
学園イベントの一つとして定番の生徒会長選挙で、彼女を生徒会長ヒロインにしようと考える。
しかし、いざ生徒会長選が始まっても、彼女は立候補しようとしない。
幸の過去に何があったのか。
立候補させるにはどうすれば良いか。
耕平の奮闘がまた、始まる。

■良かった点

ということで。
今回は、1,2巻でもちらちらと出ていた日野春幸先輩にスポットライト。
1,2巻の出方から、当然この人もヒロイン候補として出てくるんだろうなとは思っていました。
んで、生徒会に所属しているということで、生徒会長選挙から生徒会長へ!
というヒロインを思い描く耕平。
当然、生徒会長選に立候補すると思いきや、その気配が見えないことで、共犯者である上野原とともに作戦をたてて挑む。
その中で、上野原の思考というか、なぜここまで耕平に付き合うのか、というところも少し見えてくる。

そして日野春先輩。
実は彼女、自分が楽しいと思うことに向かってガンガン突き進むタイプ。
だけど、目立つ者は周囲から色々言われるし、ついてこれない人が沢山いるのも事実。
それ故に、高校生活では自分の想いは抑えこんでいるというわけ。
そんな先輩を再び走り出させるため、耕平は背中を押す。

そんな感じで進んでいく本巻ですが、やはりラストでしょうね。
現実をつきつけられる幕引き。
果たして、ここからどう4巻につなげて展開させていくのか気になる所です。

しかしこれで気になる女子は出てきた気がしますが、新ヒロイン候補はまた新たに登場するのですかね?
読んでいる限り、どこからどう見てもヒロインは上野原さんですよね。
ヒロイン適性が低いとかおかしいって!

■ここが改善できるともっとよかったかも?

うーん。
この幸先輩みたいな人とはあわないから辛い。
自分が楽しいことを貫くのは良いのだけれど、その考えに同意できず巻き込まれる方は辛いですよね。
そのリアルがラストに現れているわけなのですが、あそこまで酷く言うつもりはなくとも、私もそっちの立場なので。
私だったら、悪口とか言うつもりはないけれど、スルーかな?

 

 

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