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【ブックレビュー】ゴーストハント6(著:小野不由美)

更新日:

【作品情報】
 作品名:ゴーストハント6
 著者:小野不由美
 ページ数:434
 ジャンル:ファンタジー、エンタメ
 出版社:メディアファクトリー

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 ホラー度 : ★★★★★★★☆☆☆
 こういう人におススメ! : シリーズが好きな人

■作品について

おこぶさま、十八塚……。先祖の祟りか何かの因縁か。
今回のSPRへの依頼者は、老舗料亭の一族である吉見影文。
その祖父が亡くなったとき、幼い姪・葉月の背中に不吉な戒名が浮かび上がった。
一族にかけられた呪いの正体を探る中、ナルが何者かに憑依されてしまう。
リーダー不在のSPRに最大の危機が襲う!

■良かった点

シリーズ6作目。
今回はホラーでもあるし伝奇的でもあるというか。

代替わりの度に大量の死者が出るという呪われた一族。
まさに代替わりが起き、不吉な事象が起きたことからSPRへと依頼がやってきて、いつもの面々で対応することに。
しかし本作で異なるのは、物語の序盤で早々にナルが離脱してしまうこと。
残されたメンバーで、事象の解明と解決に挑むというわけです。

今回、活躍してみせるのは綾子。
これまでの巻ではその能力というものがあまり見せられていなかったのですが、今回の事件においては「場」が整ったことで能力が発揮できることに。
力があれば出来るわけではなく、条件がそろうことで本来の力を発揮できるタイプなのですね。
麻衣も綾子のことを見直します!

呪われた一族ということで、サスペンスというか二時間ドラマ的な感じも受けます。
シリーズ通してですが、単純にホラーやオカルトというだけでなく、その中にミステリー要素も入れていて。
なぜ、これが起きるのか。起きたのか。
どうすれば収めることができるのか。
そういったことをきちんと論理的に入れ込んでいるというのも流石ですよね。

シリーズとしては次巻が最終巻?
どう終わりにもっていくのか楽しみにしたいと思います。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

終盤、復活したナルの態度にはさすがにムカつくものがありましたね。
そういう性格だというのは分かりつつも、アレはないだろうと。
まあ、その後にちゃんと謝ったところで許してあげる皆も優しいというか、ナルのことを分かっているというか。

 

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