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ミステリー 書評

【ブックレビュー】僕が答える君の謎解き2 その肩を抱く覚悟(著:紙城境介)

更新日:

【作品情報】
 作品名:僕が答える君の謎解き2 その肩を抱く覚悟
 著者:紙城 境介
 ページ数:448
 ジャンル:ミステリー、エンタメ
 出版社:星海社

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 黒幕キャラの腹黒度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : ラノベでだけど楽しめるミステリーを読みたい

■作品について

生徒相談室の引きこもり少女・明神凛音は真実しか解らない。
どんな事件の犯人でも神様の啓示を受けたかのように解ってしまう彼女は、無意識下で推理を行うため、真実に至る論理が解らないのだった。
臨海学校に参加する凛音の世話を焼く伊呂波透矢だったが、ふたりは深夜に密会していた疑惑をかけられてしまう。
立ちはだかるのは35人の嘘つきたち。
誰も信じてくれない凛音の推理を、透矢は証明することができるのか。

本格ラブコメ×本格ミステリ、恋も論理も大激突の第2弾!

■良かった点

シリーズ第二作目。
明神が無意識化で推理を行うため、真実に至るまでの道筋が分からない明神凛音の推理道筋を解き明かしていく物語。
今回は表紙の通り、一作目で関与してきた虹ヶ峰が更に大きく明神と伊呂波に関わってきます。
キャラクターものとしては主人公に二人のヒロイン格が交わってくる感じ。
ヒロイン二人は静と動、対照的なのをもってくるのは王道ですね。
チビギャルの虹ヶ峰も、大胆ではあるけれど中身は純情と、これまた王道的なキャラですし。

それはそれとて、相変わらず謎解きはロジックで押してきます。
今回は、クラスメイト35人が嘘つき!?
その嘘を一つ一つ紐解いていくことで真実に近づいていくという作り。
いやー、なかなか面倒くさい(笑)

伊呂波の展開する推理は、想像も多分に含まれているところもあるしツッコミどころもありそうなんだけど、それでも分からなくはないレベルを維持。
そして今作では伊呂波が推理をするにあたるライバルが登場。
クラスの中心人物でありながら、実はクラスを裏から自分の好むような状態に操作をしていた腹黒女子高生。
明神の姉といい、一筋縄ではいかない女性が多いですね。

謎解きに加え、ラブコメ展開も虹ヶ峰が加わったことでパワーアップ。
明神も、虹ヶ峰が絡んでくることで色々と意識をするようになって、王道ながら楽しめる展開に。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

ラノベミステリーなので、お色気描写とかラッキースケベ的な展開があります。
そういうのが苦手な人は注意。

発売されたのが2021年。
続きは出るのでしょうか?

 

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