こんにちは、神門です。
SEGA愛あふれる、異世界転生逆張りファンタジー『異世界おじさん』
アニメ化も決定し、勢いはとどまるところをしりません。
6巻の感想です!
作品情報
作品名 | 異世界おじさん |
著者 | 殆ど死んでいる |
出版社 | KADOKAWA |
紹介対象の巻 | 6巻 |
ジャンル | 異世界帰りおじさんコメディ |
作品の感想
まずは温泉回の続きです!
温泉で勇者のアリシアと一緒になっちゃうおじさん。
そこで当然のようにラッキースケベが発生するも、いつものように手際よく自分の記憶を消去するおじさん。
さすがです。
そして温泉に浸かりながら語られるのは、アリシアの過去。
明らかになるアリシアの年齢。
そして、おじさんの年齢を聞いて困惑するアリシア(笑)
って、本当に重要なのは、おじさんがアリシア達の記憶を消していたことをアリシアに知られてしまう(教えてしまう)ということなんですけどね。
自分達が作られた勇者であることを知り、記憶を消されたことを知ったアリシアが思ったこと。
おじさんに伝えたい事。
ヒロインレースにおいては対抗なのか穴なのかなんとも不思議な立ち位置ですが、なんだかんだと良い位置にいる?
「異世界おじさん」 6巻 殆ど死んでいる/KADOKAWAより 引用
温泉のあとは、魔物退治に出た話。
しかしながら魔物といわれていたのはメイベルで、またまたメイベルとなんだかんだあるわけです。
ていうか、メイベルの性格は相変わらずです。
アレな性格のメイベルなんですが、だからこそおじさんと意外と合うというのが面白いところ。
可愛くて歌がうまくて、ニホンバハマル(日本)だったら芸能界で一生銭シャブだと言われ、日本に行きたいという欲望を燃え滾らせるメイベル。
これはフラグなのか・・・?
メイベルが歌が上手いことを知ったおじさんは、メイベルに日本の歌(?)を歌ってもらいます。
すると、あまりの嬉しさに気を失って倒れてしまうおじさん。
倒れた先はメイベルの膝の上で、図らずも膝枕をしてもらうことになるわけですが・・・
そんな様子を目にしていたのがツンデレエルフさん!
嫉妬の炎が燃え上がります!
その嫉妬はヤバい形で、メイベルやアリシアは名前で呼ぶのに、何年もの付き合いがあるツンデレさんのことはいまだにエルフとしか呼ばないことに激おこです。
といっても、それはエルフさんが本名を名乗っていなかったからというのもあるのですが。。。
そんな流れでとうとうエルフさんの本当の名前を知りました! 長い!
あまりに長くて覚えきれないので、おじさんは名前を縮めて「翠(スイ)」と呼ぶことにしました。
またエルフさんに請われておじさんの本名も教えます。
メイベルやアリシアに教えた、ウルフガンブラッドや黒木天魔といった嘘の名前ではなく、シバザキヨウスケという日本での本当の名前です。
あだ名をつけてもらい、本名を教えてもらったエルフさんは、それこそ二人だけの特別な呼び方を定め合ったわけです。
ヒロインレース、これは一気にトップに躍り出ましたね!
つうかツンデレさん、可愛すぎだろう。。。
「異世界おじさん」 6巻 殆ど死んでいる/KADOKAWAより 引用
そういうヒロインたちとのなんやかんやをやりつつ、おじさんは「3つの祠の試練」に挑みます。
いや、というか、試練を受けるのではなく祠を壊して大いなる災厄を呼びます。
この辺、RPGができないおじさんらしい進め方。
大いなる災厄の前、おじさん、ツンデレさん、メイベル、アリシア達勇者一行は一致協力することになります。
おお、ついにファンタジーバトルらしい展開に!
果たしてどういう戦いになるのか、結局はおじさんらしい展開になるのか、それは次の巻にて・・・
「異世界おじさん」 6巻 殆ど死んでいる/KADOKAWAより 引用
異世界冒険はもちろん、現実世界でのおじさんとのやり取りも勿論健在です!
- 心を殺すこととか、身にしみてわかるぜ! とか
- ゲームCDをCDラジカセで流して警告音声を聴く とか
読者の心をついてくるぜ・・・
アニメ化も決まってまだまだ展開が楽しみです!