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【ブックレビュー】マシュマロ・ナイン(著:横関大)

更新日:

【作品情報】
 作品名:マシュマロ・ナイン
 著者:横関 大
 ページ数:316
 ジャンル:エンタメ、ミステリー
 出版社:KADOKAWA/角川書店

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 マシュマロ・ナインを応援したくなる度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : エンタメ+ミステリー好き

 

■作品について

ドーピング疑惑でプロ野球界を追われた小尾は、高校教師として勤めることになったのだが、その校長から野球部監督を打診される。
しかしその野球部というのが、不祥事を起こして相撲が出来なくなった相撲部員で新たに立ち上げるというもの。
守備も走塁もまともにできない部員で挑むのはビッグ・ベースボール。
更に甲子園を目指す中で、ドーピング疑惑に関する事件が発生した!?

エンタメとミステリの融合した一作。

■良かった点

相撲部員が野球をやるだけならともかく、甲子園を目指す!?
トンデモではあるのだが、確かに強豪高校の相撲部員なら、太ってはいても運動神経が良いというのは分からなくもない。
とはいえ、守備、走塁に難があるのは当たり前。
そんな彼らが目指したのは、10点とられたら15点を取り返せ! というビッグ・ベースボール。
まー、それっきゃないですよね。

真面目な野球ものというより、完全にエンタメである。
そんなうまくいくか!? というツッコミは置いておいて。
愛嬌のある相撲部員達が、頑張って野球をして、飯を喰らう姿を想像して思わず微笑みたくなる、そんな作品である。
彼らの野球に対するモチベーションは、練習や試合の後の食事なのだ。
とにかくよく食う。
幾らお金があっても足りないんじゃない!? そう思うくらいに食べる。

野球の話と並行して、ドーピング疑惑に関する殺人事件が勃発する。
小尾が所属していたプロ野球球団の、元同僚が死体で発見され、同じ部屋には小尾の離婚した妻が倒れていた。
誰が、なんのために殺したのか。
妻は何をしていたのか。
コミカルに相撲部員達の試合を描きつつ、ドーピングにからめたミステリーも並走していく。
どちらかだけなら、それぞれ軽いのだが、二つがあわさることで適度な刺激を得つつ程よい長さで物語が綴られて終わる。

ラストも思わず、にやりとしてしまいそう。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

いくらパワーがあるからって、打撃はタイミング。そうそうホームランとか出ませんって!
あー、でも金属バットの高校野球なら飛ぶのかなぁ。
あと、守備がさすがに、アウト取れそうもないんだけど?

 

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