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【ブックレビュー】忍法八犬伝(著:山田風太郎)

更新日:

【作品情報】
 作品名:忍法八犬伝
 著者:山田 風太郎
 ページ数:382
 ジャンル:エンタメ
 出版社:徳間書店

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 面白活劇度 : ★★★★★★★☆☆☆
 こういう人におススメ! : 八犬伝とか忍者とかそういうの好き

 

■作品について

八犬士達の話から150年が過ぎた江戸の時代。
若き城主里見忠義がちょっと阿保なために、お家とり潰しの危機となる。
救うことができるのは、かの八犬士の末裔達だけ、のはずだが・・・・
痛快忍法活劇の開幕。

■良かった点

八犬士の末裔たちがいるわけだが、時が過ぎて彼らは義だの忠だの考えず、むしろそんな古風な考えは勘弁だという風になってしまっている、というのが笑える。
今の世の中でもありそうな構図ですね。
里見家がとりつぶされるかもしれない、彼らの父親たちが死を賭して後を頼んだと、遺書を手にしても知らん顔。
そんな面倒くさいことはやりたくないという始末。

ところが、里見家に嫁いできて姫様が自ら都にやってきて八犬士達に頼み入れると、コロッと態度が豹変するのもまた微笑ましいというか何というか。
そこからはもう、八犬士の末裔vs服部半蔵率いる伊賀の女忍者8人との忍法合戦。
なんでもありというか、そんな忍法なのかと、残酷ながらもどこか笑えてしまう戦いが繰り広げられていく。
理屈抜きにどんどん読み進めていくしかない、痛烈な面白さ。
また、くのいち絡むだけあって色々とエロいです。
が、男を相手にするには、女の武器を使うってのは間違いなく賢いのでしょうけれど。
エロとグロとアクションが絶妙に混じり、余分なことはいっさいなく、最後まで突っ走る。

物語としても、お姫様のために8人の若者が頑張っちゃうという、間違えようもなくわかりやすいもの。
しかし八つの玉「忠孝悌仁義礼智信」が「淫戯乱盗狂惑悦弄」に変えられちゃうのって酷いですね。

難しいことを考えず、読んで楽しみましょう。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

忍者バトルだけになかなかグロかったりするのですが、そう感じさせないんですよね。
でも、想像するとかなり辛いです。
アレとか。

 

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