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エンタメ 書評

【ブックレビュー】楽園ノイズ3(著:杉井光)

更新日:

【作品情報】
 作品名:楽園ノイズ3
 著者:杉井光
 ページ数:312
 ジャンル:エンタメ
 出版社:KADOKAWA

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 鈍感主人公度 : ★★★★★★★★★☆
 こういう人におススメ! :バンド! 青春! 女の子! 

■作品について

解散危機(?)を乗り越えたPMO前に現れたのは、新メンバー候補の少女、志賀崎伽耶。
芸能人夫妻の娘でモデルで女優というハイスペックぶりに加えて、パートは真琴と同じベース!

ライヴ前日のクリスマスイヴには、バンドメンバーの四人全員と順番にデートすることになってしまう。
朝から夜までぎっちり分刻みのスケジュールの中、果たして全員つつがなく満足させられるのか?
新加入メンバーにより恋もバンドも大波乱の予感!
燃料投入でさらに加速する超高純度青春ストーリー、第3弾!

■良かった点

青春音楽物語の3弾です。
思っていたよりずっと早く3巻が出ました!

前巻においては、バンド解散の危機(?)を乗り越え、これからまた新たにというところで異なる展開が。
新たなメンバー候補の出現である。
しかも候補の志賀崎伽耶はベースで、技術も相当なもの。
となると真琴はどうする?
というところで、真琴は一旦、バンドから外れて外から見てみたいという。
かくしてクリスマスライブは女子四人だけで演奏することに・・・

もともとは一人で曲を作り、演奏し、動画をあげるという活動をしていた真琴。
ところが、女の子3人があれよあれよと集まり、バンドを組んで演奏して有名にもなって。
それはそれで楽しいけれど、以前のようにじっくりとやりこむことができなくなって、ちょっと立ち止まりたい。
一人で決ままにやっていたころにちょっと戻りたい。
なんていう気持ちもわからなくもない気がする。
一人は一人で気楽だし、自由だし。

だけど、自分以外の四人で演奏するバンドを見て、やっぱり感じることもあるわけで。
外に出てみてみたからこそわかることもあったのかもしれないと。
大事なことは何かを気づかせてくれたのかも。

音楽とあわせて、女の子がさらに一人追加となって、恋愛方面でもまた大変なことに??
音楽バカで恋愛に鈍感とはいえ、おいおいと思わなくもないけれど、まあそれがこの手のラブコメ主人公。
ていうか、真琴の心は先生に取られすぎなのかな、いまだに。。。

その先生、出番は少なくとも存在感を見せてくれるし、真琴にとって占める部分の大きさとか、感じさせてくれる。
悲しい結末にだけはならないでほしい。

さて、伽耶の着地がああいうことになって。
今後またどう展開していくかが楽しみです。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

今回は女装がほとんどない!
え、そこがメインじゃない?
いやでも期待するじゃないですか。。。

 

 

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