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【ブックレビュー】Re:ゼロから始める異世界生活 1~3(著:長月 達平)

更新日:

【作品情報】
 作品名:Re:ゼロから始める異世界生活 1~3
 著者:長月 達平
 ページ数:282
 ジャンル:ファンタジー、エンタメ
 出版社:KADOKAWA

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 運命に抗う姿に燃える度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : 異世界転生モノ、ループモノが好きな人

 

■作品について

引きこもりな高校生、菜月昴は、コンビニからの帰り道、いきなり異世界に召喚されてしまう。 流行りの異世界召喚モノの主人公に自分がなったのかと思ったが、物盗りに襲われて命の危機にさらされる。
特殊な能力もないようだし、まずいと思ったスバルの前にあらわれたのは銀髪の美少女と猫。
助けられたお礼にと彼女の手伝いをする中、スバルと少女は何者かの襲撃を受けて命を落としてしまう。

次にスバルが目を覚ますと、そこは異世界に召喚された場所だった。
「死に戻り」の能力を手に入れたスバルは、死の運命から逃れるために抗い始めたのであった。

■良かった点

シリーズは長く続いていますが、1-3までの感想です!

  • 1巻:チュートリアル
  • 2巻:作品らしさが出てくる
  • 3巻:作品の面白さが出てくる

ということらしいです!

作品はいわゆる「異世界召喚」、「ループ」というものになります。
二つとも色々な作品で使用されているもので、それを掛け合わせたということです。
なのでその一つの特徴といいますか・・・・物語の序盤は「撒き餌」というか「布石」でありますので、そこまで面白くありません。
1巻の中盤まで。
2-3巻で1エピソードですが2巻の中盤まで。
さほど魅力的には感じられません。

この作品が盛り上がり始めるのは、設定でもあるスバルの「死に戻り」が発動してからということになります。

  • なぜ、こんな展開になってしまったのか
  • 何が原因なのか
  • どうすれば死を回避し出来るのか

死を回避するためのスバルの試行錯誤が始まってからいよいよ面白くなってきます。
お調子者のスバルですが、待っているのが死となればそれこそ死に物狂いで考えて動きます。
何回も何回も死を経験し、絶望におちて狂いそうな思いをしながらも、運命に抗う。
その姿を見るのは、この手の作品のお約束ではありますが、だからこそ燃えるものがあります。

悲劇を巻き起こすフラグはどこにあるのか。
そのフラグをへし折るために必要なのは何か。
異世界に召喚されたとはいえ、「死に戻り」以外には特出した能力をもっていないスバルが、機転と根性で立ち向かうというのも良いですね。
能力がないからこそ、自己投影もしやすい部分があるかもです。

まあ、引きこもり気味の高校生にしては、体力やら筋力やらありすぎますが、それはラノベファンタジーですからね。

さて、続きを読もうかどうか、悩ましいところです。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

ラノベの主人公だから仕方ありませんが、スバルの言動がなー。
はっきりいって物凄く失礼だし相手に対する敬意が感じられない。
まあ、死に戻りをして色々と経験を蓄積していくことでそれが変わっていくことも面白さの一つなのでしょうけどね。

 

 

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