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『聖闘士星矢 海皇再起 RERISE OF POSEIDON』感想。車田節炸裂なスピンオフの星矢だ!

更新日:

 

みなさんこんにちは、神門です。

今まで数々のスピンオフ作品が発売されてきた『聖闘士星矢』。

ここにまた新たなスピンオフ作品が展開されました。

それこそが、

『聖闘士星矢 海皇再起 RERISE OF POSEIDON』

です!

 

 

今回の主役は、海皇ポセイドンと七人の海将軍達です!

原作ではどうしても印象の薄かったポセイドン編。

そのまえの十二宮編が物凄く盛り上がり、且つ黄金聖闘士達も非常に個性的で人気も出ました。

また黄道十二宮って、ようは生まれた月日により割り当てられる十二の星座であり、自分の星座にあてはまる黄金聖闘士は誰!

みたいなところでも盛り上がることが出来ました。

蟹座や魚座の人がちょっとかわいそうなのもお約束。

それに比べると海将軍たちはどうしても地味に。。。

世界の7つの海も分かるっちゃあ分かるんですけどね。。。

そんな彼らが今回は主役ですよ!

 

物語はハーデスを倒した後の話。

星矢たちも不在の中、女神ネメシスが降臨して地球を破壊しようとします!

「聖闘士星矢 海皇再起 RERISE OF POSEIDON」 1巻  車田正美、須田綱鑑/秋田書店 より引用

 

さすがに地球を破壊されてしまっては困るということで、ハーデスとポセイドンの思惑も一致(?)

聖闘士不在の中、かつて聖闘士たちとの戦いで命を落とした海将軍達を一時的に生き返らせ、ネメシスの野望を阻止しようというものです。

聖闘士との戦いでは守る立場であった彼らですが、今回は攻めにうって出る必要があり、立場が逆転するというのもまた面白いですね。

そんなスピンオフ作品なのですが、本作の一つの大きな魅力は、なんといっても車田正美先生ご本人が描いているのでは!?

そう思わせるくらいオリジナル作品と似ているのですよ!

  • 絵のタッチ
  • 物語展開
  • セリフ回し

 

それら全てが実に違和感ない。

他のスピンオフ作品はどうしてもその作品を描いている作者さんの個性というものが反映されます。

それもスピンオフの一つの味であり構わないのですが、本作ではとにかくオリジナル作品に沿った形で全て描かれ、むしろ正統続編ではと思わせるくらいです。

そして、それらによってイキイキと描かれているのが七人の海将軍達。

「聖闘士星矢 海皇再起 RERISE OF POSEIDON」 1巻  車田正美、須田綱鑑/秋田書店 より引用

  • ソレント
  • イオ
  • バイアン
  • アイザック
  • クリシュナ
  • カーサ
  • カノン

 

皆さん、覚えていますか??

なかなか忘れられがちな彼らですが、本作では当然ながら大活躍を見せてくれますよ。

また原作では異なる柱を守っていたことからそれぞれの絡みも少なかったと思いますが、今回は共闘で同じ敵を倒しに向かいますので海将軍達同士のかけあいも色々と出てくることに。

それぞれの性格なかも思い出しつつ見ていくと楽しくもなります。

当然ながら、聖闘士の存在もちらつかせていますので、その辺ももしかしたら今後の登場もあるかも??

その辺も楽しみにしつつ、読んでいきたいと思います。

 

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