こんにちは、神門です。
2023年のアニメ放映も楽しみな「魔都精兵のスレイブ」、今回は12巻の感想です!
作品情報
作品名 | 魔都精兵のスレイブ |
著者 | 原作:タカヒロ/漫画:竹村洋平 |
出版社 | 集英社 |
紹介対象の巻 | 12巻 |
ジャンル | ちょっとHなアクションファンタジー |
作品の感想
11巻では、かつて魔防隊の隊長(京香の前任)にありながら、八雷神の力を手にして魔防隊に牙を剥く下村夢路が木乃実を襲撃したところで終わりました。
12巻ではその続き、木乃実vs夢路のバトルが描かれます。
そしてここで分かるのは、木乃実の実力です。
1番組の組長にして、魔防隊の中でも最年少の女子高校生隊長。
若いから経験こそまだ不足しているかもしれませんが、実力は前隊長からもお墨付きで尚且つ今も日々成長中!
木乃実が持つ能力は「金色形意拳」、様々な動物の動きを模した拳法です。
なお、通常『十二形拳』は龍形・虎形・猴形・馬形・鶏形・鷂形・燕形・形・鷹形・熊形・蛇形・鼉形があります。
木乃実もその中から、虎や蠍、蛇の形を使用して夢路と対します。
木乃実の力は純粋な武術、拳法といった感じで、1対1の対人戦でより効果を発しそうですね。
もちろん、まだ他にも使い方があるのかもしれませんが。
そして、木乃実に対する奴隷形態も発現。
近接格闘を主とする木乃実ですから、なるほどこうなるか、というものになりました。
優希も、ある意味で役得な形態かもしれませんね。。。
「魔都精兵のスレイブ」 12巻 竹村洋平/集英社より 引用
夢路と木乃実のバトルがメインではありますが、夢路と直接的な因縁があるのは京香です。
戦いこそ木乃実に譲りますが、過去に発生した夢路と京香の因縁についても描かれています。
七番組の組長であった夢路は、更なる地位の向上を求めてより厳しく、激しく、魔物たちと戦っていきます。
しかしそれが隊員達の疲弊を誘い、中には倒れてしまう隊員も発生。
そんな状況を見て京香は夢路に諫言しますが、夢路は聞き入れず。
結局、どちらの言い分をとるかということで争いとなり、そこで夢路に勝利した京香が新たな組長となり夢路は去った、ということのようです。
これを読む限り、単に夢路の逆恨みですけどね・・・
「魔都精兵のスレイブ」 12巻 竹村洋平/集英社より 引用
さてさて、今回のご褒美はもちろん、木乃実です!
女子高校生の木乃実、果たしてどんなご褒美になるかと思ったら。。。
デートです!
しかも手を繋いで歩きながらお話してと、実に健全なデートではありませんか。
これはこれで微笑ましくて良い・・・と思ったら、当然ながらそれだけでは終わりませんでした!
キスもしちゃいます。
キスくらいなら・・・と思うかもしれませんが、そのキスをする格好!
ちょっ、木乃実ちゃん、それ、天然でやっているの?
だとしたら恐ろしい子・・・
しかもオマケの描きおろしでは、更にパワーアップしていて・・・
そりゃあ冥加りうも「末恐ろしい子・・・」と言いたくもなるってもんです。
「魔都精兵のスレイブ」 12巻 竹村洋平/集英社より 引用
木乃実ちゃんもまた、優希の獲得戦線に参加してくるのかな?
もてもて、ハーレムですね。
さてさて、夢路を倒したとはいえ、各所に醜鬼が発生して魔防隊が防いでいる状況。
八雷神にどう対抗していくのか。
更に熾烈になっていきそうな戦いの行方は、次巻に!