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【ブックレビュー】何度でも、紙飛行機がとどくまで(著:大城密)

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【作品情報】
 作品名:何度でも、紙飛行機がとどくまで
 著者:大城密
 ページ数:304
 ジャンル:エンタメ
 出版社:KADOKAWA

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 ループ脱出のカタルシス度 : ★★★★★★★☆☆☆
 こういう人におススメ! : ループ物が好きな人

 

■作品について

もうすぐ子供が生まれる、病院に向かう途中で交通事故にあった。
気が付くと、10年前、二人が出会う10日前の高校時代に戻っていた。
何が起きたのか、事故は夢だったのか。
二人は再び出会おうとするも、過去と同じ日に同じ出会いをしない限りは再び10日前の日に戻り同じ日をループすることに気が付く。
しかし、ループするごとにお互いのことを忘れていることにも気が付いた・・・・

■良かった点

タイムリープものであり、同じ時間を繰り返すループものでもあります。
ループ作品自体は世にたくさんあり、珍しいものではありません。
となると、どういったところで差をつけるか、というところがループ物を新しく作るうえで重要になります。

本作では、主人公でありタイムリーパーである明良と千花が失敗するとループに入るわけですが。
失敗するごとにそのペナルティとでもいうように、明良は千花のことを、千花は明良のことを忘れていきます。
名前を忘れ、容姿を忘れ、思い出を忘れる。
そんな状況ですが、自分の未来の「妻」、「夫」と、過去と同じように出会わないといけない。
しかも、過去に会った日より前に会ってしまえば失敗。
かなり無理ゲーな感じです。

そんな主人公の明良を助けるのが、クラスメイトである宇崎と静子。
宇崎は目立たない、SFとかが好きなちょっとオタクくさい男子だが、明良のことを信じて色々と助言してくれる。
サッカー男子で活動的な明良とは、そんな状況でもなければ話すこともなかったはずの相手。
そんな宇崎と築く友情がなんか良い感じ。
静子は静子でまた重要な役割を持っている。

時間遡行ということでSF的な感じはありますが、SF要素はそれだけです。
SF知らない人でも楽しめる作品。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

面白く読ませてくれるが、「コレ」という強烈なものはない感じ。
そこがちょっと惜しい。

 

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