こんにちは、神門です。
夜の街って、子供の頃は怖いものでもあり、興味をひかれるものであったかもしれません。
でも私は怖がりだったので、怖いの比重の方が高かったかも。
コトヤマ先生の、「よふかしのうた」の2巻が発売されましたので感想です!
作品情報
作品名 | よふかしのうた |
著者 | コトヤマ |
出版社 | 小学館 |
紹介対象の巻 | 2巻 |
ジャンル | 吸血鬼少女とのボーイ・ミーツ・ガール |
作品の感想
不眠症となって深夜の街に出るようになった夜守コウ。
そこで出会った吸血鬼のナズナ。
吸血鬼になりたいと思ったコウだったけれど、吸血鬼になるにはただ血を吸われるだけではだめで、その吸血鬼に恋しなければならない。
そのため、コウはナズナに恋をしようとする。
そんな、ちょっとおかしなボーイ・ミーツ・ガール。
1巻の後半ではコウの幼馴染のアキラが出てきて、
すわ三角関係に!?
なんて思いもありましたが、コトヤマ先生の作品らしく(?)そういう感じにはなりません(少なくとも2巻では)
「よふかしのうた」 2巻 コトヤマ/小学館より 引用
しかしなんだろう、この独特の空気感とでもいいましょうか。
- ラブコメ?
- ギャグ?
どちらともいえない、言うなれば決して多くはない主要登場人物達の関係と気持ちの変化を描いていく作品。
でも、物凄く深く突っ込んでいくほどではない。
その度合いが絶妙で。
ついつい読みたくなってしまうというか、雰囲気に浸っていたくなる。
そういった意味ではこの巻で新たな登場人物、白河清澄が登場する。
社会人の24歳、職場に対して色々な思いを抱いている。
そんなコウよりちょっと大人の女性と触れ合い、また今までと違った面を見せるコウ。
大人の女性、この後も登場してくれると嬉しいのですが・・・・
「よふかしのうた」 2巻 コトヤマ/小学館より 引用
次巻予告を見ると、また新たなキャラクターが出てきて、それに対してナズナも新たな反応を見せ、楽しそう。
と思ったら新章の開幕なんですね!
同じような世界を続けて浸るのも良いですけれど、やはりたまに変化があるとワクワクもします。
さあ、3巻を楽しみに。