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エンタメ 書評

【ブックレビュー】陰キャだった俺の青春リベンジ4 天使すぎるあの娘と歩むReライフ(著:慶野由志)

更新日:

【作品情報】
 作品名:陰キャだった俺の青春リベンジ4 天使すぎるあの娘と歩むReライフ
 著者:慶野由志
 ページ数:264
 ジャンル:エンタメ
 出版社:KADOKAWA

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 社畜経験に納得度 : ★★★★★★★☆☆☆
 こういう人におススメ! : 青春ラブコメ作品が好き

■作品について

春華と共に語り合いながら一緒に眠るという夢のような一夜を過ごした新浜。しかし二度目の高二の夏をこのまま終わらせてしまっていいのか?
行動力を振り絞った新浜は、青春の夏休みを謳歌するため、舞や美月、銀次と共に春華を夏の海に連れ出した。

「私の水着姿を……一番初めに見てくれますか……?」

群がるナンパ達を社畜力で蹴散らした新浜に、春華は恥じらいながらゆっくりとパーカーのファスナーを下ろして……。

「いつだって心一郎君は『嬉しい』をいっぱいくれるんです」

真夏の太陽の下、無防備に晒された柔肌と、大好きな子の眩しい笑顔。
タイムリープ青春ラブコメ真夏の海水浴編!

■良かった点

青春リベンジ第4巻
春華との仲も順調に進展し、春華の家族や友人達も味方になってくれて、良い人だらけの二度目の人生。
というか、春華からの好意も明らかなのだからさっさと告白してしまえば良いのに・・・
などと思ってしまうのは周囲から見ているからか。
人生2週目とはいえ、1週目は陰キャで女性とつきあったこともないから、そう簡単にはいかないのか。
学園生活ではあれだけ頑張れているのは、やはりブラック企業での社畜経験があるからこそ。
恋愛関係では、そこで培われたものも活かせないのであります。

それでも頑張って海に遊びに行くのに誘うことに成功!
今回は海、水着回ですね。
青春といえば、の一つですか。

ただの青春ラブコメになりがちではありますが、この4巻でも頑張って社畜時代の経験を活かしています。
バーベキューの準備とか、ナンパ男の撃退とか。
まあ確かに、社畜でなくても社会人経験している人ならばなんとなく頷けるのではないかとも思えます。

王道をいくキャラクター達に、王道をいく物語展開。
それをどうとらえるか。
安心、安定して楽しめるととらえれば、楽しく読める。

青春を満喫して夏を終えて、さて、次は何やるんでしょうか。
体育祭……は、前回球技大会をやっちゃいましたしね。
さて。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

王道的な展開だからこそ、物足りないと感じる人もいるかもしれないですね。

 

 

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