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ミステリー 書評

【ブックレビュー】一夜:隠蔽捜査10(著:今野敏)

更新日:

【作品情報】
 作品名:一夜:隠蔽捜査10
 著者:今野敏
 ページ数:344
 ジャンル:ミステリ―
 出版社:新潮社

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 エンタメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 こういう人におススメ! : シリーズのファン

■作品について

神奈川県警刑事部長・竜崎伸也のもとに、著名な小説家・北上輝記が小田原で誘拐されたという報が舞い込む。
犯人も目的も安否もわからない中、竜崎はミステリ作家・梅林の助言も得ながら捜査に挑むことに。
劇場型犯罪の裏に隠された、悲劇の夜の真相とは――

■良かった点

シリーズもいよいよ10作目。
引き続き、神奈川県警で活躍する竜崎です。

今回の事件は、人気作家が誘拐されるというもの。
しかし身代金の要求もなく、誘拐事件としては不可思議なことばかり。
犯人は誰で、その目的は何なのか?

といいつつ、誰が犯人でどうしてそうなったかは、読者の多くは読めばわかると思います。
むしろ、捜査のプロである警察がなぜわからないんだろう?
そ思ってしまうかもしれません。
現実世界では、実際にはこのようなことないので思いが至らないのでしょうかね。
私達読者はミステリー脳というかエンタメ脳というかだから分かってしまうのでしょうか(笑)

シリーズの他の作品と比べると、事件の内容であったり、警察内部の話(キャリアのことととか所轄とか)は物足りなく感じるかも。
ですがテンポの良さはいつもと変わらず、最後まで一気に読み進めることができます。

竜崎の家族問題(というか息子の邦彦問題)は、いつになったら収まるのでしょうね。
まあ、グレていないし、父親の話も一応ちゃんと聞いてくれるし、そういう点では良いのでしょうが。
学生として色々と迷うのも分からなくはないですけどね。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

事件の内容的にもちょっと軽く感じてしまう部分はあるかもしれません。

 

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