こんにちは、神門です。
漫画は読んでいますよ!
ということで今回『その着せ替え人形は恋をする』14巻です!
冬コミで『天命』のハニエルのコスプレをした海夢。
大きなイベントでのコスプレで楽しめるかと思いきや、そこから重いというか不穏な空気で終わってしまった13巻。
おいおい、変な方向にいかないでくれよ、と思いながら待っていた14巻です。
14巻も、13巻を引きずったような序盤は重い展開が続きます。
海夢と新菜の間に漂う空気感もそうですが、そこにさらに新菜の幼少時に酷い言葉を叩きつけたのんちゃんが登場します!
『その着せ替え人形は恋をする』 14巻 福田 晋一/スクウェア・エニックス より引用
二人は幼い頃にどういう関係だったのか。
そしてなぜ、のんちゃんはあんなことを新菜に対して言ったのか。
成長してから再会し、改めて新菜に何を言うのか。
その辺のことがここ14巻にきて分かりますし、ある意味での解決をみせます。
うーん、そういうことがあったのですね。
のんちゃんもまだその頃は幼かったし、勢いとかそういうこともあって、口に出てしまったのでしょう。
自分はこんなにわっちゃんのことを思っているのに、雛人形に取られてしまうのか、そんな風に思ったのかもしれませんね。
さて、のんちゃんとの再開の場に居合わせた海夢。
そこでの会話から、新菜がこのところ頭師になるための練習時間がとれていないことを知ります。
それはとりもなおさず、海夢のコスプレ衣装を作っているからにほかなりません。
コミケでの新菜の態度、そしてその会話から、海夢は自分が新菜の邪魔をしていると思ってしまいます。
だからその後は新菜に対してつれない態度をとり、新菜が次の衣装のことを相談しにきたときに、もう新菜には頼まないなんて言ってしまいます。
二人の関係はこんなところで終わってしまうのか・・・
そうなりそうな時、とうとう新菜は自分が思っていたことを海夢に伝えます。
それは、本来なら黙っていようと思っていたこと。
海夢がコスプレをして、他の人から好意的に見られるのが嫌だということ。
『その着せ替え人形は恋をする』 14巻 福田 晋一/スクウェア・エニックス より引用
自分勝手な思いだと新菜は考えていますが、それは海夢からしてみればヤキモチであり、むしろ嬉しい事でしかない!
しかも、海夢がずっとしようと思ってできなかった告白を新菜の方から!?
この展開で、ここで、新菜の方から言うとは思いませんでしたね。
新菜は自分勝手だと思い、これで海夢との関係も終わるかもなんて一人で勝手に思いますが・・・
そこからの海夢の行動はある意味で予想がつきましたね(笑)
爆発する海夢の感情!!
『その着せ替え人形は恋をする』 14巻 福田 晋一/スクウェア・エニックス より引用
13巻までもたもたと進んできたのものが、いきなりラブラブカップルに変貌!?
この辺の素直さというかストレートなところが海夢の良いところですよね。
ていうか、周囲からは前々から付き合っていると思われているのだが。。。
こうして二人の仲も一件落着、ではあるのですが。
コミケで海夢がしたハニエルコスプレの影響はまだおさまりをみせない模様。
海夢を探そうと躍起になるメディア側ですが、そう簡単には辿り着けなさそうですが。。。。
そこで、新菜がやっちまった!!
これは確実に、次の波乱に繋がるフラグというか、行動ですよね。
『その着せ替え人形は恋をする』 14巻 福田 晋一/スクウェア・エニックス より引用
普通に考えるなら、調子に乗った誰かの適当なコメントとして流されてもおかしくないですが。
ハニエルの正体を必死に探している側からすれば、アンテナに引っ掛かるのではないでしょうか。
あまり、そっち方向で大きく広がっていくよりは、海夢が思うように自分たちの周囲で目に見える関わっている人たちを笑顔にしたい、一緒に楽しみたい、という方向で進んで欲しいですけどね、個人的には。
とりあえず、二人の関係性のところでグダグダと続かなくて良かったです(笑)
晴れてカップルになった二人に対する周囲の反応とかも楽しみです。
海夢は隠すなんてことしないでしょうし。
また、海夢だけでなく新菜もまた世界に見つかってしまうのか。
早く続きが読みたいですね!