ミステリー 書評

【ブックレビュー】ドS刑事 さわらぬ神に祟りなし殺人事件(著:七尾 与史)

更新日:

【作品情報】
 作品名:ドS刑事 さわらぬ神に祟りなし殺人事件
 著者:七尾 与史
  322ページ
 ジャンル:ミステリー
 出版社:幻冬舎

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 ドS度 : ★★★★★★★☆☆☆
 こういう人におススメ! : Mな人

 

■作品について

シリーズ5作目は、なんだか社会的問題を取り扱うようで「冤罪」をテーマにしている。
重いテーマではあるが、登場人物のキャラクター性や作者自身の筆もあり、読んでいて重さを感じさせない。設定内容的には重いのですけどね。
代官山、マヤを中心としたキャラクター物としての色合いが強いですが、ミステリーとして適当なわけではない。というか、今作はミステリー度を強くしている。
新しい登場人物も出てきて、これからの事件にも絡んできそう。展開がマンネリしがちでもあるので、その辺を動かそうということでしょう。

尚、猟奇性は大幅に減った模様だが、これもまた次回あたりで変えてくるかも。

■良かった点

なんといっても読んでいて楽しいという所だろう。
これはキャラクターが立っている、定着しているというのが大きい。
特に代官山とマヤの関係が読んでいて楽しい。代官山がいつ、年貢の納め時に追い込まれるのかを楽しみながら読んでいるのだが、今回ではちょっとそこに変化が入った。マヤの思い、感情が果たしてどのようなものなのか、次巻以降に含みを持たせる形となっている。

猟奇的、グロい描写が少なく、ミステリーとしての完成度を高めてきている。
あと、マヤが単に猟奇殺人事件を楽しんでいるだけではないこと。事件解決に対する思いを聞くことが出来て以外だった。マヤにも熱いところがあるんですね。

とまあ、そんなことも言いますが、やっぱりこの作品の魅力はマヤ、代官山、浜田のやりとり、キャラクターが最大なことに変わりありません。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

マヤの猟奇趣味が控えめになってきている。ドSとあるが、主に特定キャラに対する肉体的S攻撃が主で、もうちょっと違う方向にも寄ってくれないか。そう、女王様ならばMが悦ぶSっぷりを発揮しないと。
そういう点をマヤには期待したい・・・のだが。

あと、社会派な物語じゃなくても良いのではないかなぁ、このシリーズは。


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