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エンタメ 書評

【ブックレビュー】あの子は可愛い男の子。(著:衣太)

更新日:

【作品情報】
 作品名:あの子は可愛い男の子。
 著者:衣太
 ページ数:264
 ジャンル:エンタメ
 出版社:集英社

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 女装男子が可愛い度 : ★★★★★★★☆☆☆
 こういう人におススメ! : 女装もの好き。可愛いラブコメ好き

■作品について

オタクである木和田博人は、クラスメイトたちから「キモダ」と呼ばれている。
そんな彼にはとある“秘密”があった。
それは、超絶美少女として人気の女装コスプレイヤー・ルールー・デ・ルゥとして活動していること。
ルールーでいる間は、本当の自分でいられる――学校の中に居場所がなくても平気だった。
そんな高2の夏休み、とある大規模イベントで博人は長年活動を共にしてきた男装コスプレイヤー・ウロの素顔を知ることになったが……
その正体は、学校でもトップに君臨する美少女ギャル・綾瀬彩で――!?
お互いの正体を知り、今まで以上に距離を縮めていく2人。
それはコスプレという枠を越え、博人の学校生活も次第に変わっていき――。

■良かった点

男装女子のギャル×女装男子の陰キャが織りなすラブコメ。
主人公の木和田はオタクでクラスの中でもそういう扱いをされていて友人も数えるほどの陰キャ。
だけどイベントにいけば女装レイヤー・ルールーとして人気を博していて、言動なんかも全然変わってしまう。
同じレイヤー仲間である男装レイヤーのウロとは数年来の付き合いだけど、初めてのスタジオ撮影でその正体が同じクラスのギャル、彩と判明!
お互いの正体を知り合ったことで、オタク仲間としても、同級生としても距離が近づいていく二人。

だけどなぜか、彩は学校や女装していない時でも手を繋いできたり腕を組んできたりと距離が近く。
ギャルだから、といえばそうなのかもしれないけれど、それにしては近すぎるというか好意が見えるよう。
そこには当然、裏というか真意があるわけですけれど。

彩がヒロインではあるけれど、女装男子のルールーがヒロインでもあり、ある意味で美味しいダブルヒロイン!?
博人は女装すればまさにキャラが変わり、誰を相手にしても堂々と渡り合える。
女装歴もそれなりにあり、女装はしているけれど普通に男子ではあるので、ナンパ野郎や変なカメコ相手も慣れたもの。
女装したほうがイケメン度が上昇するという(笑)

ラブコメとしての定番はおさえつつ、女装男子も可愛いので百合的な要素も楽しめる。
結構フラットに進んでいく感じなので、物凄くハネるようなものではないかもしれませんが、安定して楽しめます。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

女装男子があたふたして可愛い!
とか、そういう作品ではありませんので注意。
博人は女装に慣れていて、女の子の格好してアワワ、みたいなのはないので(笑)

 

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