SF 書評

【ブックレビュー】ルナ・ゲートの彼方(著:ロバート・A.ハインライン)

更新日:

【作品情報】
 作品名:ルナ・ゲートの彼方
 著者:ロバート・A.ハインライン
 ページ数:382ページ
 ジャンル:SF
 出版社:東京創元社

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 ちょっとビターなジュブナイル度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : 最後に裏切られたい!って人

 

■作品について

星間ゲートを利用して未知の惑星に志願者を送りこみ、回収の時まで無事生きのびていられたら合格というサバイバルのテスト。
ところがアクシデントによって本当のサバイバルになってしまった。
ここから少年・ロッドの長い戦いが始まった。

■良かった点

ハインラインが送るジュブナイル、まさにハインライン流の「十五少年漂流記」といったところ。
サバイバルはもちろん読んでいて面白い。
他の生存者、仲間探し、寝床探しといったところから、テスト生同士の派閥争いといったところも含め、SF関係なく楽しめる。
最初はサバイバル、やがてコロニーを作るまでに至ると権力争いと、子供の世界だろうが起きることは同じ。

苦難の連続、それをいかに乗り切っていくのか。
少年の成長物語でもあり、この手のストーリーは万人に受けやすい。
そこにハインラインの読みやすい筆致と絶妙なストーリーテリングでぐいぐいと先へ先へと読ませてくれる。
前述したように、サバイバルの中でも展開は変わってゆくので、飽きさせることはないだろう。

事故にも負けずに生き延びてゆく主人公の少年・ロッド。
そこに訪れる、「まじか!?」のラスト。
いやいや、この手のジュブナイルってこういう終わり方させないでしょ!?
本当に、「ひどいよ、ハインライン」という台詞が良く合う。
意味を知りたいならば是非、手に取って見ることをおすすめする。

なんてゆうのかな、少年は少年のままではいられない・・・とでもいいましょうか。
なんだろう。
大人の身勝手さというか。
それでも最後に希望を見出せるかも。

本当、大変だったサバイバルもラストにもってかれる(笑)

■ここが改善できるともっとよかったかも?

このオチをどうとらえるかで評価が変わるかも!
個人的には、ありだよ、でも酷いぜハインライン!

 

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感想(2件)

 

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