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【ブックレビュー】忘れえぬ魔女の物語2(著:宇佐楢春)

更新日:

【作品情報】
 作品名:忘れえぬ魔女の物語2
 著者:宇佐楢春
 ページ数:296
 ジャンル:SF、エンタメ
 出版社:SBクリエイティブ

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 百合パワーアップ度 : ★★★★★★★★★☆
 こういう人におススメ! : 百合+SF(ファンタジー?)好き

■作品について

理不尽な世界に幾度も抗った十月五日は過ぎた。
綾香と未散の穏やかな日々が訪れる。
未散という存在を得て、綾香は今までと違って世界に対して一歩ずつ歩み寄ろうとする。
しかし、魔女の呪いは既に世界に形を変えて伝染していた・・・

■良かった点

百合SF第二弾がきました!

前作の感想はこちら!

【ブックレビュー】忘れえぬ魔女の物語(著:宇佐楢春)

【作品情報】  作品名:忘れえぬ魔女の物語  著者:宇佐楢春  ページ数:320  ジャンル:SF、エンタメ  出版社:SBクリエイティブ  おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆  狂気度 : ★★★ ...

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前巻の物語内容、終わり方から、続編が出るとして果たしてどんな物語になるのだろうかと思っていた。
さすがに同じことはできない。
ループ設定を活かした物語を作ろうとも、それは前巻でやってしまっているわけで。
と思ったら、こうきましたか。

魔女の呪いは伝染する。

今まで意識的に閉じた世界の中にいるようにした綾香が、一歩、踏み出した。
それはほんのささいなこと。
クラスメイトの輪にちょっとだけ踏み込んでみようというもの。
それだけでも、綾香にとっては大きなことなのだけど。
まさかそれによって魔女の呪いが・・・

クラスメイトの深安なつめから、演劇部の助っ人を依頼された。
記憶したことを忘れず、一日を平均5回繰り返す綾香にとって、過去の舞台を観ることさえできればなんてことはないこと。
しかし、そのことが引き起こすもの。
なつめにかけられた呪い、それは他の作品でもときに使われる能力だが、辛いものだろうなぁ。
意識しなければ使えないなら良いけれど、無意識にも力が発揮されてしまうと。
しかも魔女の呪いで能力が増幅し、さらなる恐ろしい力に変化してしまうとか。
そっちは想像していなかった。
そして、それを理解した時のなつめの絶望はいかなるものだったろうか。。。

未散、優花以外の人に関与するようになった綾香は、物凄く大きな変化を遂げた。
一方で未散との関係性も百合度マシマシで。
クラス内ではもはや噂どころか公認の関係では・・・?

魔女の呪いはまた形を変えて世界にどのような影響を与えるのか。
綾香の成長、二人の関係はどうなるのか。
まだまだ先が楽しみ。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

明るい百合というだけではない。
切なさ、息苦しさ、不思議な倦怠感、そういった雰囲気を漂わせる作品。
それが良い。

 

 

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