みなさんこんにちは、神門です。
今回は、『やんちゃギャルの安城さん』１１巻の感想です。
| 作品名 | やんちゃギャルの安城さん |
| 著者 | 加藤雄一 |
| 出版社 | 少年画報社 |
| 紹介対象の巻 | １１巻 |
| ジャンル | 真面目男子とギャルの織り成すラブコメ |
さて、前巻で無事に（？）彼氏彼女になった瀬戸と安城さん。
そんな二人もいよいよ３年生に進級です。
恋人同士になったといっても、二人関係性というか、イチャイチャ具合は今までとかわりません。
まー、瀬戸があれですから、そうそう急展開で迫っていくわけもないのです。
それでもやっぱり変わっていくところはあって、どちらかというと安城さんの乙女モードが多くなっていきます。
なんだかんだ恋する乙女なのです。
瀬戸のちょっとした言葉や行動に、ドキドキしてしまったり。
いや、今までもそういうことはあったのかもしれませんが、そういうときを茶化していたのに対して、今は結構素直な感情を出すようになったというか。
やんちゃなところは変わらないけれど、彼氏という存在が出来てちょっとずつ変化していく。
そういう姿を追いかけて楽しむことができます。
こういう安城さんが増えます
「やんちゃギャルの安城さん」 11巻 加藤雄一／少年画報社より 引用
もちろん、変わっていくのは安城さんだけではありません。
というか、瀬戸は大きく変わっていきます。
何よりもまず、自分自身の意思をはっきりと口にするようになっていきます。
それは安城さんに対してだけではなく、クラスメイト達に対しても。
今までは、面倒なことや理不尽なことを押し付けられても受け入れてきましたが、駄目なモノ、嫌なものは明確に拒否するように。
それも、安城さんとの時間を大切にしたいから。
そしてその気持ちをはっきりと口にできるってのは凄いですね。
恥ずかしいですよ、それをクラスメイトとか本人に言ってしまうのは！
あと、瀬戸が本気の怒りを見せるときがきた！
もちろん、それは安城さんのための怒り！
自分ではなく、彼女のために本気になって怒れるのは良いですね。
人のために本気で怒れる人って素敵です。
好きな人を傷つけられて怒れないようじゃあだめですからね！
「やんちゃギャルの安城さん」 11巻 加藤雄一／少年画報社より 引用
更に豊田と犬山、知多とトキオ。
この２組も少しずつ変化が・・・あるのかな？
犬山は変わらないけれど、トキオはついに、頑張って動きを見せる・・・！
しかし安城さん、親にもさっそくオープンとか強すぎる。
こうなるともう、二人の仲は進展させていくしかないと思いますが、どういう展開にしていくのだろう。
やはり、進路に関して、でしょうかね。
安城さんはやりたいことが決まっているから、瀬戸がどういう道を選んでいくのか、というところか。
イチャイチャにプラスして、そういう意志や言動の変化を楽しみにしたいところです。