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エンタメ 書評

【ブックレビュー】ブラック・ラグーン 2(著:虚淵玄)

更新日:

【作品情報】
 作品名:ブラック・ラグーン 2
 著者:虚淵玄
 ページ数:232
 ジャンル:エンタメ
 出版社:小学館

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 楽しませてくれる度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : ブラック・ラグーンのファン

■作品について

ブラック・ラグーンのノベライズ第二弾!
舞台は再び、無法者の街・ロアナプラ。
その、世界的にも例を見ない悪の「緩衝地帯」で、米・CIAが、遂行しようとする秘密計画とは?
さらに、中国マフィアはどう動き、ラグーン商会は何を狙う?
一つの事件を様々なキャラクターの視点から描き出された一作。

■良かった点

ということで「ブラック・ラグーン」のノベライズ第二弾です。
今回はCIAの秘密計画ということで、表紙の通りエダがメインです。
といっても、そこまでメインではないかな。
ロアナプラでの立ち位置上、そこまで派手に動けないですからね。
一つの事件をエダをはじめとした複数人物の視点で追いかけていきます。

その中でも目が離せないのがロットンです。
ある意味、本作の主役ですから。
原作の方でも活躍しているんだかしていないんだかわからないけれど、妙な存在感を醸し出しているロットン。
CIAの秘密計画にがっつり関与してきますが、いやその、なんだこいつ(笑)
余計に変さが分かります。

ロットンが出るということは、当然ながらシェンホアとソーヤーも登場します。
今回はギャグというかコメディ路線ですね。
エダも、ロックやレヴィも振り回されます。
ロットンの行動の動機もアレだし、その結末というかオチというかも、「おいおい」って感じですが。
それもまあ、味というか。

虚淵さんが好きに描いているんですよ、きっとね!

■ここが改善できるともっとよかったかも?

今回はハードさとか、ダークさとかはあまり感じません。
とにかく、ロットンをはじめとする登場人物に振り回されるのを楽しみましょう。

で、次はー?

 

 

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