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【ブックレビュー】神獣の都 :京都四神異端録(著:小林泰三)

更新日:

【作品情報】
 作品名:神獣の都 :京都四神異端録
 著者:小林泰三
 ページ数:350
 ジャンル:ファンタジー
 出版社:新潮社

 おススメ度 : ★★★★★★☆☆☆☆
 ボーイミーツガール度 : ★★★★★★☆☆☆☆
 こういう人におススメ! : 四神とか異能とかSFバトルとか好き

 

■作品について

大学生の滝沢陽翔は失恋旅行で京都にやってきた。
たまたま訪れた京都の地で、陽翔は戦いをしている謎の集団と出会い、巻き込まれてしまう。
戦っていたのは、青竜、朱雀、白虎、玄武、そして麒麟という神獣の眷属として人知れず生きる者達だり、陽翔はなんと滅びたはずの朱雀の末裔だという。
ここに、京都の裏側を縦横無尽に駆け回る、空前絶後の異能力ファンタジーが幕を開く。

■良かった点

小林泰三さんのラノベ!
っていっても、いつもとノリは同じです。
脱力するような、あるいみ冗長な会話は決して損なわれること無く、いつもの味を出しています。

京都を舞台に、陰陽五行や四神をもとにした設定は、異能力バトルという点では決して珍しいものではないですが、だからこそ多くの人の気を引くところもあります。
こういう設定、大好きですよね。
もちろん私も好きです。

主人公も、なんの力もない男のはずが、実は朱雀の眷属の末裔で力を有していた。
そんな男が争いに巻き込まれて、美少女と出会って助けて、更に大きな陰謀というかバトルに巻き込まれていく。
実に王道で入り込みやすい展開です。
そんな中で繰り広げられる異能バトルは相性とかもありますが、結構おおざっぱ。
まあ、それはそれで良いのか。

そして、本来ならもっと神々しいはずの青龍、白虎、玄武、朱雀、といった神獣たちのノリも軽い。
いや、これが小林さんのらしさといえばらしさなのでしょう。
だからだろうか、日本が、あるいは世界は崩壊するかもしれないというバトルのはずなのに、あまりそういう感じを受けません。
うーん、重い設定のはずなのに。

また異能力だけでなく、そこに科学力を携えた集団も加わり、異能+科学のバトルに。
ファンタジーだけで終わらない。
まあ、科学の方もあまり詳しいことは説明されず、そういうものなんだという感じですが。

肩に力を入れずに読むことが出来るファンタジーバトルものです。
続編も、出るのかな?

■ここが改善できるともっとよかったかも?

ライトノベル寄りにしたせいだろうか?
ノリはいつもと同じはずなんだけど、確かにちょっと読み辛いというか、違うなと感じる部分もあったかも。
感覚的なものですが。

 

神獣の都―京都四神異譚録―(新潮文庫)

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