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SF 書評

【ブックレビュー】破壊された男(アルフレッド・ベスター)

更新日:

【作品情報】
 作品名:破壊された男
 著者:アルフレッド・ベスタ―
 ページ数:384
 ジャンル:SF
 出版社:早川書房

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 圧倒される度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : 勢いのあるミステリー好き

 

■作品について

24世紀の世界、エスパーの存在によって犯罪が監視されるようになり、社会では犯罪が不可能となった。
しかし、モナーク産業社長のベン・ライクはライバル企業の社長殺害をもくろむ。
エスパーに監視されるなら、エスパーを買収すれば良いのだと。
警察vsライクの死闘が始まる。

■良かった点

エスパーによって犯罪が監視されて犯罪がなくなった社会とは、まさにSF的未来ですね。
でも、人はどういう世界になったとしても、網の目を潜り抜けて犯罪をおかそうとするのでしょう。
きっと、それは人が持つ根源的なもののような気がします。

ただし本作は未来世界を設定としたまっとうなミステリーである。
そのミステリーというか物語も、圧倒的な勢いをもってつきすすめられていく。
じっくりと、精緻に描いていくような作品とは正反対といってもよいかもしれない。
でもそれが読者を惹きつけていくのだろう。
次はどのような展開になるのか? ページをめくっていきたくなる気持ちにさせられる。

SFは設定といったが、その設定がうまく考えられているのも良い。
エスパーにはランク付けがされていて、ランクによって当然だが上下が出来る。
そういった設定も活かしつつの犯罪計画。
そしてミステリーを描きつつ、表題の通り、「破壊されていく」というか、壊れていく様を描いた作品でもある。

こんな作品が1950年代に書かれていたというのも素直に凄い。
古典的SFといわれるが、今読んでも決して色あせていることなどない一作だ。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

色あせないとは言ったが、どうしても古臭い部分がありのは致し方ありません。

 

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