【作品情報】
作品名:負けヒロインが多すぎる!8
著者:雨森たきび
ページ数:312
ジャンル:エンタメ
出版社:小学館
おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
話の展開の爆発力度 : ★★★★★★★★★☆
こういう人におススメ! : シリーズファンの人
「――私だけを推してくれませんか」
「いまだけは私を――私だけを推してくれませんか」
生徒会選挙の季節。
会長に立候補した天愛星さんは、なんと推薦人に俺を指名した。
ただでさえ文芸部部長という重責があるのに、俺にそんな余裕はない。
やんわり断るのだけど、天愛星さんはいつにもまして頑なで……。
あの手この手で迫られ、なし崩しに俺は生徒会選挙に巻き込まれていく。
そんなとき、対抗馬の推薦人に八奈見がなったと聞いて――
「正々堂々やろうよ、温水くん」
――あなたは推さずにいられるか?
遅咲きヒロイン、馬剃天愛星ここにあり!!
シリーズもいよいよ8巻目。
二年生に進級した温水たちが次に巻き込まれる(?)のは、生徒会長選挙!
ということで今回は表紙にも出ている馬剃天愛星がメイン巻です。
天愛星ファン、お待たせですよ!
真面目だけど融通が利かない天愛星から、生徒会長選挙の推薦人になってほしいと頼まれる温水。
一方で八奈見さんは、対抗馬の方の推薦人に?
どちらが勝っても文芸部としては美味しい役回り(次期生徒会にからめる)だけど、温水はなかなかOKとは言えなくて。
それでも、なんだかんだとなし崩し的に天愛星の推薦人となる温水なのだけど。
いやー、今巻は天愛星さんの魅力爆発の回でしたね!
他の巻の他のヒロインメインの話と比較しても、爆発力がありました。
この巻に関しては他の女の子達の存在は霞んでいましたね。
それくらいのものがありましたよ。
天愛星は不器用かもしれないけれど、だからこそ他の誰よりも真っすぐに突き進むキャラでもある。
その良さが出たのではないか。
そして温水は相変わらずのムーブをかましている。
本人の自己評価が低いのと、面倒くさい性格のせいなのだが、そろそろ少しは気づいてくれ。
というか気づかないふりをしているのか?
物語のラストに爆弾を放り投げた天愛星。
負けヒロインたちがぬくぬくと今の関係性で牽制し合っているというか、浸っている時に、ぶちかましてくれた。
これは天愛星というキャラクターだからこそできたこと。
そろそろ作品自体もラストに向けて動きを入れてきたのか?
続きを楽しみに待ちたい。
今もなお、志喜屋先輩ENDを信じて待ちますよ!
志喜屋先輩が一番幸せになれるだろ、どちらも!