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ミステリー 書評

【ブックレビュー】天久鷹央の推理カルテ(著:知念実希人)

更新日:

【作品情報】
 作品名:天久鷹央の推理カルテ
 著者:知念 実希人
 ページ数:286
 ジャンル:ミステリー
 出版社:新潮社

 おススメ度 : ★★★★★★★★☆☆
 キャラクターが良さそう度 : ★★★★★★★★☆☆
 こういう人におススメ! : 楽しく読めるメディカルミステリ―とか興味あり

■作品について

統括診断部。
天医会総合病院に設立されたこの特別部門には、各科で「診断困難」と判断された患者が集められる。
河童に会った、と語る少年。
人魂を見た、と怯える看護師。
突然赤ちゃんを身籠った、と叫ぶ女子高生。
だが、そんな摩訶不思議な“事件"には思いもよらぬ“病"が隠されていた…?
頭脳明晰、博覧強記の天才女医・天久鷹央が解き明かす新感覚メディカル・ミステリー。

■良かった点

作者さんお得意のメディカルミステリ―。
nexのレーベルということで、ラノベタッチ感強めです。
それは登場人物のキャラ造詣にもあらわれている。

主人公の天久鷹央は、童顔の見た目に似合わず天才女医、ただし空気を読んだりすることが苦手。
天医会総合病院の副院長にして、統括診断部の部長という地位で、色々と扱いが困難。
そんな鷹央の部下に、2つ年上の小鳥遊がつき、基本的には小鳥遊視点で鷹央との凸凹コンビで事件の解決に向かっていく。

事件に関しては医療が当然ながら関わってくる。
となると専門知識がないと謎解きは難しいだろうし、実際に知識のないこちらとして、謎を解くのは難しい。
医療系の作品は、専門知識を活かしつつ、人間関係などのドラマに重点を置くことになるのはそういう背景もあるはず。
だけどその謎解きは、説明されるとわかりやすい。
実際に知らなくても、そういうものなんだ、と思わせられる。
まあ、仮に間違っていたとしてもわからないのだが・・・

若くして天才女医で人付き合いが苦手という鷹央、このキャラクターが果たしてどうかと思いながら手に取ってみたが、実際にはなかなか人間くさい。
確かに我がままとか、傍若無人とかあるかもしれないけれど、嫌いになるタイプのキャラづくりではなかったので良かった。
鷹央としての論理があり、それに従って行動している。
また、患者を助けたいという思いがあるのも確か。

鷹央と小鳥遊の夫婦漫才も読んでいて楽しいし。
鷹央にはどこか、「とらドラ!」の逢坂大河を思い起こさせられた。
「コイツは私のもんだ」
ってところかなー、やっぱり。

鷹央との仲について外堀を埋められていく小鳥遊も見ていて面白い。
二人の関係がどうなっていくのか、というのも楽しみになりそう。

■ここが改善できるともっとよかったかも?

シリーズ一作目としては申し分ないのではないでしょうか。
キャラがラノベすぎるとか、言わないように。

 

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