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佐藤はつき氏の『オレが私になるまで』2巻を読んでの感想。ゆっくり女の子を体験し変わっていく姿が良い

更新日:

 

こんにちは、神門です。

TSものは昔から好きです。

そして最近のTSもので注目作品、『オレが私になるまで』2巻を読みましたので、その感想です!

 

作品情報


作品名 オレが私になるまで
著者 佐藤はつき
出版社 KADOKAWA
紹介対象の巻 2巻
ジャンル TSF

 

作品の感想

突発性性転換症候群により女の子となってしまったアキラ
もとの小学校にはいられず、転校先の小学校で「女の子」として年齢を重ねていく。

女の子になったことで、同級生の男の子たちからされたこと、自分が男だった時に女の子達にしたいじわる、そういったことがトラウマとなり、尚且つ自分自身の性に戸惑い、怯える毎日を過ごしていた。
そんなアキラを助けてくれたのは、同じクラスの瑠海った。

 

女の子になった男の子の成長と変化をゆっくり描いたTS作品の2巻です。

 

この作品の良いところというかは、女の子になったアキラが、男の子の精神を残したまま女の子の世界を少しずつ知っていくところです。

女の子になってはじめて、自分が男だったときの行動を省みるアキラ

 

「オレが私になるまで」 2巻  佐藤はつき/KADOKAWAより 引用

 

え、そんなの当たり前、他のTS作品でもあるよ、そう思われるかもしれませんが、なんかこう、違うんですよね。

なんといっても女の子になった直後のトラウマを抱え、人と接するのが怖くなっているというところが違う。
だから、男の子とも女の子とも、距離がある。
それでも女の子になって、髪の毛を伸ばして髪形を変えたり、スカートを穿いて可愛い格好をしたり、そういうことも楽しいと思うようになる自分に戸惑う。

というか、そうなることを周囲の家族とかがどう思うかが気になる。

スカートの衣装を選ぶアキラ。
着たいという思い、元は男なのに変ではないだろうかという思いもあり葛藤する

「オレが私になるまで」 2巻  佐藤はつき/KADOKAWAより 引用

 

性転換ものってけっこう、アッサリと受け入れてしまう作品が多いイメージでもあったので、ゆっくりと心の移り変わりを丁寧に描いている作品はなんか貴重です。

 

やがて中学生となりセーラー服を着るようになるアキラ。
だけど中学生になると新しい人間関係もできるわけで、その変化に戸惑う。

中学生に進学し、新たな友人関係、人間関係が出来ていく中で、また色々と思うアキラ

「オレが私になるまで」 2巻  佐藤はつき/KADOKAWAより 引用

 

特に女の子は、グループが出来ると、その中での行動とかが独特なものになってくる。
男だと思わないようなこと、感じないようなことを、女の子だと思う。
その違いが分からず、気付けず、瑠海と喧嘩をしてしまう。

いやこういうのね、何を大事だと思っているのか分からないことあります。

男だと気にもしないことを、女子は気にしていたり。特にこの年頃はそうなんでしょう。

「オレが私になるまで」 2巻  佐藤はつき/KADOKAWAより 引用

 

この辺、自分も男なので、あー女の子ってこういうこと気にする子が多そうだよなー、と思います。
そういう描き方が上手なんですね。

瑠海を失うこと、嫌われることを恐れるアキラ。
どうにか仲直りしたいアキラはどうするのか?

自分の、自分たちの思いを伝え合う二人。

「オレが私になるまで」 2巻  佐藤はつき/KADOKAWAより 引用

作品は、女子高校生になるまでっぽいので、そこまで長期連載ではないかもしれません。
でもその中でアキラは恋をするのか? 人間関係をうまく築けるのか? トラウマから脱してどう成長するのか?

着地点が見えず、むしろだからこそ先が楽しみです

 

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