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【推しの子】第一期アニメ放映終了を祝して全体感想&最終回について

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みなさんこんにちは、神門です。

アニメ放映されていた【推しの子】第一期が終わってしまいましたね!

ということで今回は、アニメ【推しの子】について全体的な感想、及び最終回についてちょっと感想を伝えてみようかなと思います。

 

1、【推しの子】とは?

まずそもそも【推しの子】とは、どんな作品かというと、原作:赤坂アカ先生、作画:横槍メンゴ先生のタッグによって描かれている、芸能界を舞台にしたサスペンスです。

田舎の産婦人科のゴローは、自分が熱烈に推しているアイドルの星野アイのストーカーによって命を落とすのですが、なぜかアイの隠し子である双子の一人のアクアとして生まれ変わりました。

しかしながらアイは、アクアが4歳の時にストーカーに襲われて死んでしまいます。

アクアとして成長したゴローは、自分の推しであり母親でもあるアイを殺した人間を探して復讐することを誓い、純粋に母親のようなアイドルになることを夢見る双子の妹・ルビーと共に芸能界に足を踏み入れます。

華やかに見える芸能界の光と闇を、シリアスさとユーモアさを交えた絶妙なバランスで描き、さらに先の読めないサスペンスとしても秀逸な展開を見せている作品です。

 

2、アニメ【推しの子】はどうだったのか? 全体的な感想

さて、2023年4月よりアニメ放映された【推しの子】はどうだったのか?

結論から言ってしまえば、個人的には大満足な内容でした!

何が良かったか?

うーん、色々とあるのですが全部を言い出すとキリがないので、幾つかあげてみますと。

原作を忠実に高レベルでアニメ化しつつ、色々と考えられたプラスアルファ要素も嬉しい

原作があるので当たり前っちゃ当たり前なのですが、原作を忠実にアニメで展開してくれています。

それも、かなり高レベルで実現してくれたと思います。

高レベルというのは幾つかあって

  • 物語展開
  • キャラデザイン
  • キャラのイメージ(声、演技)
  • 背景含めた全体の絵

等々ですね。

特に作画は凄い気合入っていたように感じていました。

あのレベルの作画が1話から最終回までレベルを落とすことなく続けられていたのが凄い。

久しぶりに、壁紙や各種グッズが欲しいと思えるほどのレベルのキャラが作り上げられていたと感じました。

 

そしてプラスアルファ要素。

これは細かいところなのですが、苺プロの事務所のボードにぴえヨンとか所属している人の予定らしきものが書かれていたり。

ぴえヨン(アクア)がベランダで有馬かなに話しかけるシーンで有馬かながオレンジジュースを飲んでいたり。

他にも細かく、漫画よりも強調されている部分とか。

アニメスタッフが色々と考えながら細部まで作り込んでいるなー、というのが分かります。

 

漫画では表現しきれないライブの動きや歌がとても良い

漫画では静止画なので当然ながら実際には動きませんし、声や歌もありません。

アニメでは漫画では表現しきれない、その辺の動きや歌を見て感じることができます。しかも芸能界を舞台にして役者やアイドルを描いているのですから、その動きや歌はとても重要なもの!

それがまたとても良かったです。

特に最終回のJIFでのステージのライブは良かったですね!

CGを使用せずにちゃんとキャラクター達を描いて動かしてあれだけのものを見せてくれて!

そして、漫画では分からないそれぞれの歌の歌詞、メロディー、ダンスも素晴らしいものを見せてくれて!

もうね、あれ、歌とダンスのついたフルバージョンのVとか出してくれないですかね?

永久にPC画面上で再生し続けますよ。

それくらいみんな可愛かったし、歌も頭に残ってノリがいいし、飽きませんでした。

 

早く次の話が見たい! と思わせる抜群の「引き」

多くの人が声にしていますが、次の話への「引き」が抜群!

そこで引くか!

というところで終わらせて次の話への興味をそそる。

さらにラストシーンにかぶさって流れてくる女王蜂のED曲「メフィスト」のイントロ。

あのバイオリンの切ない感じの曲調から、ちょっと勢いがついてノッてくる感じのメロディーが素晴らしく合っていますね。

個人的に気に入ったヒキは、

  • 7話の「てへっ★」
  • 8話のMEMちょ

ちなみに「てへっ★」の方はもちろんそのシーンも良いのですが、個人的には「てへっ★」に至る直前。

黒川あかねの目が見えていない、顔の目より下で口とか髪の毛とか手のワサワサとした動きの方がサイコっぽく感じてヤバかった。

アニメ全体をみても、あのシーンはアニメだからこそ出来る表現で作中でも最もザワッとしたシーンだったかもしれない。

そしてMEMちょのシーンは美しかった。

両方とも、放映前から「まあ、ここで引いて次の話に繋げるだろうね」と思ってはいたけれど、その出来が素晴らしかったですね

 

有馬かなの可愛さに力が入っている

作品中の私の推しの子は最初から変わらず有馬かなです。

その有馬かなの可愛さにすごい気合が入っていると感じました。

作品内でも最も喜怒哀楽が激しくて見せる表情も豊かで、ギャグシーンもあり、描く方としても楽しいキャラなのかなと思いますが。。。

それにしても滅茶苦茶気合入っていなかった!?

  • 今日あまのシーンもしかり
  • キャッチボールのシーンもしかり
  • JIFもしかり

原作4巻までの展開的に、有馬かなが主役級だというのは分かっていますが、めっちゃ可愛かった!

ファンとしても満足だよ!

というくらいの有馬かなでした。

次点は、8話ラストのMEMちょ

 

3、最終回の展開への賛否についての個人的考え

最終回も実に素晴らしかったのですが。

そう言いつつ、実は一部であまり良くない評価もあるようです。

というのは、「最終回はJIFのステージ、有馬かなのタイトル回収のやつで終わるべきだった」という意見。

一期で2.5次元舞台編が描かれることはないのですからその部分には触れるべきではない。

原作でも屈指の名シーンであり、タイトル回収でもあるあそこで終わった方が綺麗で盛り上がったというもの。

正直、その気持ちは分かりますし、私自身もそこで終わるんじゃないのかと思っていました。

ただ7~8話あたりで、このまま進めば、そこで終わると短すぎるなとも思っていたので、漫画の4巻の最後までいくのかなとも思っていました。

 

一方で、最終回の内容をあそこまで引き延ばしたのにも納得はしています。

だってJIFのステージで終わったら、1話はなんだったの?

ってことになっちゃいますから。

アイが凄惨な最期を迎え、アクアの復讐劇で始まった本作。

それがJIFで有馬かなのステージで盛り上がって終わったら、結局、復讐劇は? となってしまう。

アクアが復讐劇をやめたわけでもないので、そこを最後に描かないと終われない。

となると、華やかなステージを見せて終わるのではなく、もう少しその先を見せてからアクアの決意で終わらせるしかないのかなと。

アクアが改めて復讐を諦めておらず、復讐を誓うところで終わらせるには、次の仕事=劇団ララライも絡む2.5次元舞台の話を出す必要がある。

そういうことかと。

まあ、もしかしたら2期の放映がどこかで決まって2期に引くためにそこまで伸ばしたのもあるのかもしれませんが、上記の理由から最初からそうだったのかなと。

さてさて、大満足だったアニメ【推しの子】!

制作されたスタッフの皆さま、声優のみなさま、その他ファンを含め関係者の方々、ありがとうございました!

 

寂しいですが、二期を待ちたいと思います。

その前に、新生B小町のライブビデオ、出してくれないかな?

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