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エンタメ 書評

【ブックレビュー】オタク知識ゼロの俺が、なぜか男嫌いなギャルとオタ活を楽しむことになったんだが 2(著:猫又ぬこ)

更新日:

【作品情報】
 作品名:オタク知識ゼロの俺が、なぜか男嫌いなギャルとオタ活を楽しむことになったんだが 2
 著者:猫又ぬこ
 ページ数:248
 ジャンル:エンタメ
 出版社:講談社

 おススメ度 : ★★★★★★★☆☆☆
 オタ活度 : ★★★★★★☆☆☆☆
 こういう人におススメ! : 明るく楽しいラブコメが好き

■作品について

琴美は桃井真帆と無事に友達になったが、高瀬鳴海が一緒だと恥ずかしいようで、学校ではほとんどしゃべらない。
俺は、そんな妹を心配していたのだが、ある日、その琴美から相談を受ける。
どうやら、桃井の誕生日が近いようでプレゼントの推しのぬいぐるみ作りを手伝ってほしいとのことだった。
俺は妹が友達のために動くならばと手伝うことを決める!!
みんなでカラオケにいった時も、琴美は緊張しつつもだが仲良くなっていった。
兄としてはうれしい限りだ。さらには、桃井真帆への気持ちまで打ち明けることができたようだ。
だが、なぜかその日をきっかけに桃井と俺の距離感が変わったのだが――。
ギャルと楽しむハートフルオタ活ラブコメ、第2弾!!

■良かった点

オタクじゃないのに、双子の妹のためにオタクとして振る舞い、オタ活をする陽斗の活躍(?)を描いた第二弾。
今巻でもまた妹・琴美の願いを聞いて桃井とのオタ活をする羽目になるのだが。
1巻でオタ活をし、ある程度の知識を得たこともあって、1巻ほどの切羽詰まった巻はない。
まあ、なんとか乗り切れるだろう、という感じが陽斗の中にもある。
そんな中、この2巻で描かれているのは、琴美の前進と桃井の変化、というところだろう。

オタクで人見知りでコミュニケーションが苦手な琴美。
桃井がオタクと知り、桃井にも自分がオタクなことを知ってもらい、仲良くなった。
そして桃井から広がる友人の輪。
高瀬だけではなく、他の友人たちとも頑張って話をするようになると、友達ができることの楽しさに気がつき。
その喜びを知ったからこそ、また頑張ってみようとも思える。
頑張っているよ琴美・・・!

そして桃井。
陽斗とは偽の彼氏彼女を演じているわけだが。
一緒にオタ活したり、普通に遊んだりしているうちに、陽斗の良さに気がついて。
段々と陽斗のことが気になってきて、他の女子と仲良くしているとやきもちをやくようになってきて。
でも陽斗はあくまでフリなだけで、桃井に対して恋愛感情は抱いていない。
そういった関係性の変化を少しずつ描いている。

陽斗は陽斗で、桃井の友人、高瀬が好きなことは変わらない。
そして、高瀬に対してさり気ないアプローチをしたりもして。
ただ、桃井とラブラブな関係だということになっているから、それをするとクズ男になる。
陽斗はその辺のことをそこまで真剣に考えられていないようで、実は危ない綱渡り。
その辺を今後どう展開して見せていくか。
さすがにオタ活ネタだけでは苦しいので、ラブコメにもっと舵をきっていくかな?

■ここが改善できるともっとよかったかも?

オタ活を始めたことでオタク知識がゼロじゃなくなっていくので、タイトル通りにならない。
タイトル的には長く続けられないですね(笑)
あと、オタ活より普通の青春な感じの方が強くなってきているかな。

 

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